独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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グラノーラがサッポロポテトの香り

 

 

朝のヨーグルトにのせるグラノーラ、自分で作り初めてはや10年。

最初は徳永久美子さんの「パンとお菓子の本」にあるレシピで、オートミール

アーモンド、かぼちゃの種、ひまわりの種、つなぎに卵白、甘みに蜂蜜、という感じで作っていた。これに、ブランフレークを混ぜて食べていた。

でもニューヨークの「sullivan street bakery」のクッキーみたいなグラノーラ

めちゃくちゃおいしくて、そして、いちいちブランフレークが切れると買いにいくのが面倒で、このクッキータイプに挑戦することに。

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⇧sullivan street bakeryのグラノーラ。ここはパンもフルーツもなんでもおいしいです!

 

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 ⇧これ以上はないってくらい、装飾なしの素朴なお菓子ー黒糖のふくれ菓子とか、バナナブレッドとか、オニオンブレッドとかーが、なぜなのか、すっごくおいしそうな徳永久美子さんの「パンとお菓子の本」。初めて買ったパンの本じゃないかな? だから最初は何を作っても失敗していた。数年後、ふと思いついて作ってみると、当時思っていたもの、出来上がったものと全然違うものができて、自分もそこそこ成長してるんだなあ、と思ったりして。

「自家製グラノーラと朝の焼き菓子」は、著者の原さんの、アメリカンスイーツへの愛であふれた1冊。なにを作ってもおいしい、という信頼があります。

 

で、作ってみた

クッキーみたいにするってことは、粉をたすんだよなあ、油も…??と思いつつ試行錯誤し、結局、アメリカ菓子研究家の原亜希子さんのメープルグラノーラのレシピを基本にさせていただくことに。

砂糖、油、牛乳、メープルシロップ、全粒粉の割合は守り、あとは適当にあるものを放り込む。

とりあえずオートミールとアーモンドがたっぷりあって、味の土台を作ればあとはお好み。きな粉、ごま、ピーカンナッツ、ピスタチオ、軽い食感にしたいときは

ポン菓子を。さくさくさせたいときは、ココナッツ。

ごまがあまってたらいれるし、小麦胚芽とかライ麦とか、あまってて消費したいものをどんどん入れる。

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⇧手前のボウルに、液体系が入っている。これを奥の粉類とまぜて、焼くだけ。

 

そして、シナモンとクローブを入れる。結構しっかり。

クローブを入れると、焼き上がりがふんわりカレー風味…サッポロポテトの、あの黄色いほうの香り(じゃあバーベキュー味ってこと?)になるのである。そしてそれが、抜群に芳しい!

甘いグラノーラにしょっぱい風味がつく、とでもいうのか。香りが、すごくおいしい。

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140℃で50分、その後155℃にあげて、焼き色つくまで15分弱。

とにかく芯まで火を通すことが大事。さくっ、かり、と芯の芯まで感じられるくらい。

焼きあがったあとは、冷めるまでオーブンを閉じたまま、さらに乾燥させる。

そのまま食べてもおいしくて、友人の夫はおつまみにしていた。

家中に香ばしい香りが漂うなか、これをばりばりと割って(手が痛い)瓶に詰めるのも、なかなか楽しい作業です。