独楽ログ〜こまログ〜

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NYのごはんはファストフードがいい④〜それでもNYを楽しむために

豆と野菜とスパイスと…ハイクォリティなイスラエル料理

 Taim(ファラフェル)

http://taimfalafel.com/

 

 

 ファーストフードのほうがおいしいのかも、と思い至って、最初に見つけたのがこのイスラエル料理、Taim(タイーム)。タイームとはヘブライ語で「おいしい」の意。シェフのEinat(エイナと読むのか?)が故郷のテルアビブのファラフェルが恋しいあまり、思考錯誤して独自のファラフェルレシピを完成させた。それをこのNYでわかちあうため、2005年ヴィレッジに小さな店をオープン。それが今ではマンハッタン内に5店(ヴィレッジ、ミッドタウン、ノリータ、フラットアイアン、ウォール街)、ワシントンにも1店、他に本格的なイスラエル料理レストランもオープンして…とこちらも立派なサクセスストーリーである。

 ひよこ豆のコロッケ、ファラフェルプレートは、ファラフェルにイスラエルサラダ、オリーブや野菜のピクルス、フムス、タヒニ(ごまペースト)が並ぶ。これらをピタパンのなかに詰め込んで食べる。ピタパンは半分に割ったもので十分おなかが膨れるから、一人前でふたりいけてしまう。これで8.95$。リーズナブルだ。「そのきゅうりサラダ、もう少し多めに」とか、好みで量の加減ができてありがたい。フライドポテトなどの充実したサイドを1,2品追加すればもう満腹である。ちなみにこのポテト、ハリッサ(中東の唐辛子ソース)かアイオリソース(にんにくマヨネーズ)のどちらかが選べる。

 

小さいけれどハイセンスな店内

 基本、ファーストフードなのでテーブルというよりはカウンター、いやむしろ荷物台、といったせせこましい場所で食べるのだけど、インテリアも並んでいる食材もぴかぴかで抜群に清潔感あり。ビルが工事中でよくわからない写真になってしまったが、センス抜群なのだ。

↑工事中でよく見えないのが残念ですが…、とてもおしゃれな外観&内観。

 

↑コンパクトな店内にたくさん人がいる。

 

美味しいものを、最も効率的に提供 

 HPを読むとこだわりはレストラン並みだとわかる。ファラフェルはオーダー後に揚げるし、ピタパンは毎日焼く。ハーブや野菜はその都度刻む。ベーキングソーダ等は使わない。さらに、ファラレフェルを大きく見せるためのパンくずを入れることもしません、とまで宣言している(!)。

 調理や素材に妥協しない、でもファストフードスタイルで提供する。そうすれば限りなくリーズナブルに美味しいものが食べられる、ということなのかもしれない。