4月2日
くもり
21℃
勝手プレート
元気が出たので、ちゃんと作る気になった。…とはいえ、冷蔵庫にあるものをのせただけなのだが。いや、しかし新たまねぎのマリネ(梅酢+メープルシロップ+オリーブオイル)を作ったのは偉かったのではないだろうか。サニーレタス、トマト、ブロッコリー、オリーブ、生ハム、チーズ、新玉ねぎのマリネ。パン。
ライ麦カンパーニュ
配合
セーグルタイプ130 35g
グリストミル 50g
スローブレッドクラシック 75g
キタノカオリ 90g
ホップ酵母 40ml
エビアン 145ml
塩 5g
一次発酵
室温7時〜7時45分→30℃8時00分pm〜9時45分pm→室温8時pm〜5時am
ベンチタイム
25分
二次発酵
30℃ 70min + オーブン予熱
230℃ 29分
明らかに発酵時間が短くなった。春になったと実感。朝起きた時点(4時)でもう九割がた膨らんでいるし、二次も10分短くしたらいい感じ。
すこし回復した! 運動してぐっすり眠り、わりとすっきり起きて二度寝もせず、やるべきことを片付けた。料理も少し丁寧にする。よくなった原因はひとえに熟睡のせい。寝具を夏物に替えて、すこーし窓を開けて寝たから。暑くて起きるということがなかった。幡野広志さんもどんなに効果的な薬やサプリや療法よりも、ぐっすり眠ることが体力回復にはいい、と書いていた。そうなんだよと深くうなずく。とにかくよく眠ればなんとなる。40歳すぎると猛烈にそれを実感する。
映画
『ジェラシー』(1980)
主役のふたりも筋も、なんつうか全部だめだった。男と女が同じ喧嘩を繰り返し続けて、あげくセックスする感じとか。ウィーンが舞台なのはおもしろかったが(去年行ったばかりだから)、ビッチな魅力(なんだと思うたぶん)のテレサ・ラッセルの必要以上にエキセントリックな様子と懲りすぎのヘアスタイル、ひたすらみみっちい根性の男を迫真の演技(?)で演じるアート・ガーファンクルの、やはり不思議なヘアスタイルと頑なな表情等々、いらいらするところばかり。観終わって「なんだこりゃ」という感想が思わずもれる。映画として駄作というのではなく、たぶん単に「わたしの知らない世界」なんだろう。やっぱり自分には恋愛ドラマは向かないのではないだろうか、とつくづく思う1本。
…と同時に、やはり恋愛映画は人間の素を出すのにはいちばんいいのかも、などとも思う。建前とか道徳を守り、人としてあるべき態度をいつもはなんとか取り繕っている人も、恋愛している相手はそんな姿ばかり見せられないわけで、必然的に醜くなる。つまり素になる。どうでもいいことにイラっとするとか、妙に疑心暗鬼になって問い詰めるとか、頭では許さなきゃと思うのに許せなくて叩いたり、とか。そしてそういう自分に右往左往する。それら生の人間を観察するのに、恋愛映画はいいのかもなあ。