独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ メープルトースト&生ハムプレート

4月4日

22℃

晴れ

強風。家の庭の桜吹雪が見事。

 

メープルトースト&生ハムプレート

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甘いのしょっぱいの、はいつもおいしい

 めんどくさい。トーストに生ハムでええか…と思ってたら、そういやパンを甘くしてもおいしいんじゃない?と「生ハム メープルシロップ」で検索したら、代々木公園PATHの記事が出てきた…。生ハム、メープルシロップ、ブラッラーダ(チーズ)を載せたダッチパンケーキ。去年行って、食べたし。そうでした。忘れてました。というわけで、メープルシロップとバターをトーストにのせた。新たまねぎの梅酢マリネと蒸しブロッコリーも。

 

 甘夏農園を手伝ってる友人とこの甘夏があまりにもおいしくて、「今年も売ってください。大量に」とリクエストして、箱いっぱいに買った。それをジャムにするため、気合いを入れた日曜日。柑橘のジャム=マーマレードは大変なんだよ…。皮をむいてアク抜きして刻む、という一大作業がある。本日はこのいちばんめんどくさいことをする。

 

映画

『うなぎ』(1997)

 カンヌを獲ったこの映画、そういえば観たことないんだよな…と何年も思っていたのだが、ついに。最初、唐突に事件がおこるのが不自然きわまりなく、「大丈夫かな、この映画…」と思っていたのだが、常田富士男が出てきたあたりからあれ?これって善人ばかりが出てくるお伽噺なのか、となり(いやだって「にっぽん昔話」のあの声が出てきたらどんな陰惨なドラマも長閑かになる。素晴らしい声なんだけど)、いい話だけど先が見えて退屈かもなあ…などと思っていると、どんどん話が思わぬ方向に展開していって、結局すごくおもしろかった。

「いいもの観たなー」とほんわり余韻が残る。お伽噺なんだけど要所要所がえらく生臭い、というのは狙いなのよね? だからこの映画は活き活きしているのよね?

 奥さんでもない、いや恋人ですらない女が、自動的に男のためにいそいそと毎日料理を作り洗濯をするっていうところに違和感を感じるのは、観てるのが2021年だからなんだろう。「そうかー、ちょっと前まで、女はどれだけ家事で男に尽くせるか、が勝負だったんだなあ」と改めて感じいる。「お祝いしましょう。ご馳走作ったわ、どうぞ」とか「おなか空いてるの? じゃああたしも作るから食べる?」ではないのだ。なんの理由もなく突然、「あたし、あなたのために毎日料理をします!洗濯もします!」と自ら手をあげて、日常的に行うのである。で、男もわりと当たり前に受け入れる。

 例えば、男が夜釣りに行くという。すると女は「じゃああたし、お弁当作ります!」。自分も釣りに行くわけでもないのに。(しかも受け取ってもらえない…)。え? なんで?あなたが弁当を? 母親?と思わずにいられない2021年の自分。

 柄本明がなんだかすごかった。