5月19日
雨
19℃
明太バターパン
やまやの箱入り高級明太子が半額だったので、買った。塩分高いプリン体高いカロリー高い、ご飯がすすみすぎる、とろくなことがない明太子なので、なるべく手を出さないのだが、半額ならよし、と自分に許可を出して買い、炊きたてのご飯でもりもり食べた。ああ、おいしいな! その残りが、パンにのった。
キタノカオリブール
配合
キタノカオリ 250g
ホップ酵母 39ml
エビアン 156ml
塩 5g
きび砂糖 15g
バター 15g
一次発酵
室温7時pm〜8時pm→30℃8時00分pm〜9時30分pm→室温7時半pm〜4時am→冷蔵庫4時半am〜5時am
復温+ベンチタイム
70分
二次発酵
くるみちゃん(27℃) 70min + オーブン予熱
230℃ 29分
粉はもちもちのキタノカオリのみ、砂糖もバターも入れて食パンみたいな配合。でもろくにこねず、時間にこねてもらう。久々にこういうパンを食べると、おお、と思う。やわらかい。甘い。ああ、子供の頃の味。別に青筋立ててこねなくても、バターが生地に入り切ってなくてもここまでちゃんとソフトなパンができるのね。ま、そりゃあバターはしっかり入り込んでたほうがいいんだろうが。
キタノカオリでつくるパンはクラムが黄色くて、また食欲をそそる。
ドラマ
『ゴッドレスー神の消えた町ー』(2017)Netflix
西部劇。西部劇は、入りこむのが面倒でそんなに好きじゃないのだが、入り込めればおもしろいことが多い。これもそう。男装の女市民、清濁入り混じる悪党、そいつを裏切って追いかけられている銃の達人のハンサムガイ、弱虫と罵られる保安官、一見超軟派なもやしっ子、保安官助手、インディアンに嫁いで村八分にされて生きる美人…と、登場人物が全員すごく魅力的。馬がドラマの大事な要素で、いたるところに馬がらみのエピソードが出てくるのだが、ハンサムガイがあるとき、柵のなかにいる10頭くらいの馬をつぎつぎに寝かせていくシーンがあって、これがなかなか美しく、そして圧巻である。鞭も使わずいっさい強制せず、なにかを嗅がされたようにつぎつぎとぐたーっと寝てしまう馬たち。なぜ、こんなことが⁉️ そのほか、これ、どうやって撮ってるんだろう、CGか?という馬のシーン多数。
西川美和の『スクリーンが待っている』は映画制作をものすごく具体的に教えてくれるのだが、例えばホーム、電車のドアが開き主人公が降りてくるシーンというありふれたシーンを撮るのにどれだけ手間をかけなければいけないのか、そのめちゃくちゃ面倒な手順が全部書いてあったりして、「こんなことは”俺は映画を作ってる”という誇りがなければやってられない(大意)」ともあり、そういうことを思い出しながら裏側を想像して観るので、この馬撮影はよけい神業のように見える。まあCGかもしれないけれど。