7月11日
くもりのち晴れ
32℃
バジルくるみトースト
ベランダのバジルをチーズトーストにのせて先日出したら、「バジル山盛りのトーストを食べてみたい」と夫がいうので、チーズトーストにのせ、くるみもあったのでのせた。しかし夫は生でのせることをイメージしていたらしい。私はチーズのうえにのせて焼いてしまったのだ。「これもおいしい」とのことだったけど、次回は生でやってみる。しかし見た目がまったく素敵じゃない。
本
毎朝NYタイムズとウォール・ストリートジャーナル(WSJ)を読んでいるのだが、とにかく読むのが遅く、読んで理解できても音声だけになるとまったく歯が立たない、そしていつも1、2箇所、まったく意味不明な文が出てくるので、どうしたものかと思っていたら、これがまさにうってつけの本だった。なにより、「日本人は読解ばっかりやって、聞く話すが全然できない、まずはこっちを。読解なんてそのあとでやればいいのだ」という定説を思いっきり覆してくれて、いい。
この2紙の記事はおもしろく、楽しいから読んでいるのだが、「こんなことしてる場合ではないのでは?」といつも不安になっていた。「もっとリスニングを勉強するべきでは?」。そうではない、読めないものは聞けないのだ、どんどん読解をがんばらなければいけないのだ、と著者はとく。そりゃそうだ! 私は膝を打った。「読んですぐわからなかったら、聞いてわかるはずないのでは?」という長年の私の疑問にずばり答えてくれているのである。
関係代名詞がいりくんだ長文の読み方、知らなければさっぱりわからない慣用句表現、さらに時事ニュース独特の表現、その理由などが細かく書いてある。ニュースから小説まで、さまざまな例文をあげて詳しく読解術を紹介してくれて、あげく「覚えていると便利な慣用句」が60個ついている。これで857円、すごすぎる。思わず二度見てしまった。やはり857円。例によって図書館本なのだが、これは買わなければならない。なぜならば何度も読まなければいけない気がするから。今日買おう。