8月7日
雨
30℃
なんだか雨のシーズンになってしまった
バゲット
ホップ酵母ができない。できかけては、だめになる。一度できた、と思ってパンを仕込んだが、弱々でパンにならなかった。どうしたらいいのか。毎日芋を煮てホップを煮出している。虚しくてやになってきた。材料費もばかにならない。
ホットフラッシュがひどくて全然眠れないのも重なって、まあいわゆる絶不調なので、イーストでバゲット焼けばいいじゃん、というのも面倒くさくてやっていなかった。
が、ついにやる気を起こして焼いてみた。慣れていないから本とくびっぴき。この本は親切です。
『家庭のオーブンでつくる バゲット』ムラヨシマサユキ著 成美堂出版
時間が技術をあげる?
で、できたのが上の写真のバゲット。バゲットってろくに成功したことないのだが、これは画期的にバゲットらしくできた。感動。やはり物事の上達には「時間」が必要なのだ、としみじみ。特訓→失敗を何度も繰り返し、絶望する。で、そこからいったん忘れる。で、思い出したように焼いてみる。一度絶望しているから、もうあまり期待しない。醜くても、気泡が詰まってても、焼いた日ならそこそこおいしく食べれるからいい、そういう気持ちで取り組んだ。ハードルは下げても、お手本通りにきっちりやることは忘れずに。イーストをふやかすぬるま湯の温度とか、仕込み中の温度もいちいち厳密に守るとか、きれいにできるように成型にめっちゃ気をつけるとか、バゲットはかなり面倒なのだが、そこをふんばって教科書通りにがんばる。なにも期待せず。←ここが大事。な気がする。
そしたら今まででいちばんまともにできた! すごい。気泡もぼこぼこあいている。なにもしない期間に腕が熟成していたような。あ、その間にカンパーニュばっかり焼き続けていて、そのときのベーキングシートから生地をはがすときの要領などをマスターしていたのも大きいかも。
うーん。うれしい。
バゲットサンド 生ハム
週3回走って週1回泳いで週2回ヨガをしていて、映画もドラマも結構観ているのだが、その話はまた次回。