8月25日
晴れ
34℃
しらすトースト
久しぶりだなあ、ホップ酵母パンのトースト。具はいつもと変わり映えせず、申し訳ないのだが。オオゼキで魚特売日に買った激安しらす(100g149円)をたっぷりのせた。いつもと同じでおいしい。変わり映えしないけど、ありがたいなあ。
メイヤーレモンが成ってる!
今年買ったメイヤーレモンの苗。実が成るのは当分さきだろう、数年後?と思っていたら、なんと成っている! いや、花が落ちたときから、小さな小さな米粒大の実があるのは知っていたが、信じてなかった。こんなにすぐ実が成るはずない。どうせ途中で消えてしまうのだ、と言い聞かせていたのだが、事実、もうひとつの実はいつのまにか消えてしまったのだが、この人は踏ん張っていた。数度の暴風も大雨も見事乗り越えて、いま7歳くらい? めちゃくちゃかわいい。
ドラマ
『ザ・モーニングショー』(2019) Apple TV+
(↑シーズン2の予告です。すみません)
Mac miniを買ったので1年間Apple TV+が無料である。それで最近よく観ている。ドラマもドキュメンタリーも、後発なだけに中身充実させていて、なかなか見応えがある。どれもはずさない。財力あると違うなあ〜。
で、まずどのドラマから観る?と夫と話し合い、とにかく話題だよ、と言うのでこれにした。8月中旬くらいから毎晩観た。
むちゃくちゃおもしろいじゃないか…。シーズン1の最終回だけ、ちょっと予想がついてしまったのでがっくりきたが、それでも昼に昨夜のエピソードについて話し合い、夜を楽しみに待つ(毎晩8時がドラマタイム)という習慣ができた。
ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーンという、トウがたった、しかし魅力的な大物女優+スティーブ・カレルという豪華なメンツ。朝のワイドショーを舞台にした業界暴露話的スキャンダラスなあらすじ。いやでもハードル上げざるを得ないのだが、いやだからこそ、あまり期待しすぎないようにしていたのだが、そこらの葛藤を軽くクリアしてくれた。おもしろい〜。
フラストレーションのためてぎすぎすしがちなマスメディア業界でサバイバルする、そこに思いっきりジェンダー問題も絡めて、今観るしかない、というドラマなのだが、個人的には、その3人のストレスフルな主役たちをはじめ、登場人物たちが毎回見事に怒鳴りちらしている、それが最大の見物である。みんな自分の言いたいことをときに正義感たっぷりに、ときにただ利己的にシャウトする。それがおもしろい。
日本のビジネス社会で、これだけぎゃあぎゃあと怒鳴る人は少数派だと思うのだが、アメリカでは普通なのか? みんないいなー言いたいこと言って。自分の言ってることがどれだけ客観的に正しいのか?ってところすっ飛ばしてるところが本当に清々しいぜ。
ジュリア・ロバーツが『ベストフレンズ・ウェディング』や『エリン・ブロコビッチ』などでシャウトしているのを観た20年以上前に、「ああ、この人は怒鳴ってると最高に美しいんだ」と深く納得したことを思い出した。「怒鳴りちらしてナンボなのだ」と。そこから俳優はどれだけ気持ちよく、かっこよく怒鳴れるかが大事、などと思うようにもなるのだけど、この場合の「怒鳴る」は日本でいう「啖呵を切る」のとはちょっと違う。「啖呵を切る」姿がかっこいいのは当たり前で、そうじゃなくて自分勝手でめちゃくちゃな、自分の未熟さをさらすだけのほとんど「逆ギレ」シーンを、どんだけ魅力的に見せられるか、そこが大事なのだ。
…などと考え、悦に入りながら観ていて、「あーこの人、好きなんだよなー」とキャストのひとりについて言っていたら、夫に「おまえの好き嫌いなんてどーでもいいんだよ!」と叫ばれて驚いた。彼が心からきついジョークのつもりで言ってるのはわかってたけど、ほんとだなあ、と思って深く傷ついた。ほんと、この膨大なブログに書いてあること、全部どーでもいいのだ。その事実とともに、どうやって愉快に生きていくか、が問題なのだ。そしてあくまでジョークのつもりで言ったんだろうけど、夫も本音では、いつもあれがいいこれがいい、と偉そうに講釈たれてる姿も鼻についてたんだろうなとも思う。さて、今後私はどうしたらいいのか?