10月4日(月)
晴れ
30℃
こなログ 生ハム&サルサプレート
カンパーニュ
キタノカオリ130gとスローブレッドクラシック70g、グリストミル50g、水とホップ酵母で190g。前の日の夜7時にこねて、翌朝4時に発酵終了。
山のなかの病院へ
父親が手術するので、医師の話を聞きに聖マリアンナ医科大学病院へ。ここはどこの駅からも遠く、普通はバスで行くのだが、乗り物が嫌いなので小田急線生田駅から無理やり歩く。以前一度挑戦したらえらい目にあった。山を超えることを計算に入れてなかったのだ。あの頃はグーグルマップに高低差はなかった気がする。見逃していただけかもしれないが。
それで今回は慎重に地図を見て、高低差の一番すくないルートにする。予定時間は30分だかそこら。気温30℃。つらそうだなーと思いつつ、腰痛が続いていたのでコルセットをがちっと締めていざ出発。
小田急線もこの辺は、無理やり山を切り開いたんだなーと思わせる眺めである。スーパー一軒、ファミレス1軒、コンビニ1軒、それ以外はほとんどなにもない、人気もない道を汗をふきつつ、日陰を探しつつ歩く。
山道が終わると完全に田舎の住宅街の景色になり、なんだかなごむ。とにかく空が美しい。写真のような幻想的な雑木林?も現れ、再び香ってきた金木犀もあちこちで満開。知らないところを歩くのは楽しい。こういう時間の贅沢ができるのは、社会参加を諦めた人間の数少ない利点である。昔、毎回都内の知らない場所に取材に行っていたときも、暇にまかせて帰りは例えば八丁堀→新橋まで歩いたりしていた。歩ける限り、歩く。そうすると、この町の隣はこの町なのね、などと頭のなかの東京地図が立体的にたちあがる。これがすごく楽しい。まったく暇人にしかできない趣味である。