独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ ツナチーズトースト、野菜盛り

10月16日(土)

曇り

24℃

 

ぶり返していた夏の暑さに伴ってホットフラッシュも戻ってきてつらい日々だったが、この日からようやく涼しく! 曇り空だけど仕方ない! 涼しいならばそれでいい!

 

ツナチーズトースト、野菜盛り

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ツナ、トマト、ピーマン(熟して赤くなりかけててきれい)、
チーズ、の具だくさんトースト

 英語

ロング・グッドバイレイモンド・チャンドラー 早川書房

 最近、オンライン英会話で先生と一緒にこれを読んでいる。村上春樹の翻訳とともに。最初に英語で読み、「これ、なんだろう?」とわからないところを聞いて、先生もときどきわからないので、ふたりでうーんうーん、と唸って、いよいよだめだとなったら翻訳を開く、という感じ。英語も日本語も、同じところを何度も読むので、文字通り熟読してるわけで、以前読んだときは流していた箇所も全然流せなくて、おもしろい。必然的にアメリカの習慣やら日本の習慣(翻訳業界とか)やらの話にもなり、ん?となったところをいちいち調べ、話し合いながら進むので、めちゃくちゃスローにしか進まない。

「人と話し合いながら本を読む」という体験は前回のジェーン・オースティン以来二度目なのだが、とにかくおもしろい。「…って言ってるけど、こういうこと言うひと、どうなの? どう思う?」とか「この人ってつまり、こういう性格ってこと?そうなの?」「調べて見るとこの時代はこういうふうに言ってるみたいよ?」などなど。

 それにしても村上春樹は素晴らしい文章を書くなあ。チャンドラーも「これはこの人しか書かないな」という文章で、つくづく感心するのだが、村上春樹の翻訳も原文とつきあわせると、あれがこうなるのか、とうなるしかない見事さである。『騎士団長殺し』で、私のなかでの村上神格化現象は終わりを告げたのだが、そんな覚めた頭で読んでも見事なのだ。