11月10日(水)
晴れ
20℃
生ハムグラタントースト
冷凍しておいたホワイトソースをのせてトースト、生ハムは焼いたあとに。この厚さのパンだと4分だとたりないらしい。しかしうまいなあ。
映画
『ガラスの城の約束』(2017)AmazonPrime
大人になりきれない両親にネグレクトされ、同時に愛された子供たちのサバイバルと和解の物語。コラムニスト、ジャネット・ウォールの自伝で、ほぼ実話。この両親はほぼホームレスなんだけど、ただ貧しいだけではなく、思想があるんだかないんだか、のうえでの行動というのがおもしろい。ウディ・ハレルソンのアル中お父さんが壮絶。熱演。すごい。で、このお父さんのお母さんがまたすごい。いわゆる「人として」の約束から遠く離れた、悪魔のような人物造形なのだが、そうだ、こういう人ってアメリカにはいるんだよな、というリアリティ。ぞっとした。
これ、全然期待してなかったのだが、おもしろかった。…というか、AmazonPrimeで映画を探していると、どれもこれもなんだかつまらなそうに見えるのはなぜ? ネットフリックスはお休み中、スカパーの映画チャンネルもないここ数ヶ月、映画を観るのはここしかないのだが、なんか観ようと思って探すと、うーん…となって気がつくと20分とかたち、そのうち観る気をなくす、というパターンが多い。ついに映画熱が冷めたのか、と思っていたのだが、どうも違うらしい。この『ガラスの〜』前の『31年めの夫婦げんか』、そして今観始めた『ゴールデン・リバー』も観たらかなりおもしろいではないか。まあ、こっちの鑑賞力(?)が落ちているのも事実なのだが。好きな映画を見直すのも好きはなずなのに、Primeで流れてくると「うーん、観たいけど今はいい」となってしまうので。これも老化現象なのだろうとは思うのだが。
それにしてもだ、Netflixもそうだけど、「あらすじ」がひどいと思う。観る気をなくす。そしてスチール写真もそそらないものが多い。さらに、レビューがついているのがいけない。3つ星とかだと、「ふーん。そこそこか」と思ってさらにテンション下がってしまうんだよね…。スカパーのときは、レビューなどなく、おもしろいかつまらないか全然わからず、だからこそ前向きに観る気になったもの。しかしレビューなどあてにならない、とよくわかった。『ブロークバック・マウンテン』が3つ星半くらいだったから。
というわけで、ムードに負けず、どんどん観るべきだと帯を締め直した次第である。
眼鏡を買った
老化現象といえば、視力が微妙に落ちていて0.8、映画館で後ろになると困っていたので、このたびついに眼鏡を作った。昔に比べて簡単に、激安に眼鏡ができるのに驚いたのだけど(最後に眼鏡作ったのは30年以上前?)、そしてかけてみたら俄然クリアに見えて、これも衝撃。なので、家での映画鑑賞でもかけるようになったのだが、眼鏡をして以降、裸眼のほうが急激に落ちた気がする。なんだかなにも見えないぞ? さらに、かけると目が痛い。ヘッドホンをするとさらに首と目が痛くなり、もうこの状態では2時間見続けることは不可能になった。ザ・老化現象…。しょうがないので、細切れに観ることにした。ああ、こうして私の最大の喜びが加齢のよって奪われていく。