独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ 生ハム&ピーマントースト

2月21日(月)

晴れ

9℃

生ハム&ピーマントースト

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ナッツをちらしてみた。

 高さがいまいち出てないパンなので、こんな断面になる。ピーマンだけ載せてトーストし、そのあと生ハムをのせる。味変に砕いたピーナッツ。もっとナッツを活用したいと思う今日この頃。

 

 前日の日曜日は、美術を学ぶ高3の姪っ子と夫とランチ。母である義妹に問い合わせると「女子っぽいものがすき。おしゃれカフェとか」というので、丸の内のVIRONに予約を入れた。すると、一段あがった奥のテーブルに案内され、これがえらく落ち着く場所だった。ここのところVIRONに行くのをこらえていたのと(高いから)、日曜の昼に都心で姪っ子にごちそうするというきわめて中高年夫婦らしい行いをしているという高揚感が重なり、テンションの高い数時間を過ごす。

 18歳って、いっちょまえのこと言うんだなあ、と感心するし、いまどきの若者の生態を知ることができて大変楽しかった。田舎在住の彼女だが、自分も含め友人たちも誰も「都会・東京に憧れるってない」とか。欲しいものもとくにない、とか。噂どおりだわ、あなた♪という感じであった。彼女にとって青春は小学校のとき、だそうだ。小学校は友達も先生も学校も、なにもかもが楽しくて輝いていたって。それが中学に入ったたら今度は逆になにもかもひどくて、友人たちも「闇落ちして(!)」去っていき、つらかったそうな。そして高校はいいも悪いもほとんど学校に行けなくて、

「えらい目に遭ったねえ…」

「そうなんですよ、ほんとに! まあ、でもたぶん学校も友達も、中学のときよりは結構よかったんですけど」(←丁寧語!)

 ということである。

 コロナで貴重な十代の時間が奪われたのは本当に可愛そうだと同情しつつ、子供の頃の思い出、私はろくなものがないので、うらやましいなあとも思いながら話を聞く。「子供の頃に最高の思い出がない人は不幸だ」と誰かが言っていて、そうか、やっぱりな、と思っていたところでもある。

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文旦ゼリー、といいつつ藍色のスイーツが登場

 ランチのあとは美術館へ行こう、ということになり、三菱一号館かアーティゾンか、と迷ってアーティゾンへ。ちょうどこの美術館の歴史がまるごとわかる展覧会をやっていた。

www.artizon.museum

 石橋さんがどんな思いでこの太っ腹な美術館を築いたのかがよくわかって、めちゃくちゃおもしろかった。太っ腹なので高校生は無料である!

 鑑賞後はもちろん、あの素敵なミュージアムカフェへ。「モネの睡蓮をイメージした」という文旦ゼリーが美しくて参りました。

 姪っ子もうれしそうでよい一日であった。