独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ いろいろチーズトースト

4月7日(木)

曇り

19℃

いろいろチーズトースト

栄養バランスはとれてる?

 とくにコメントもない、冷蔵庫にあるもの載せたチーズトースト。トマトが載ると酸味とうまみが加わるのでかなりおいしくなる。ピーマンの苦味も大事。

 

映画

『コーダ あいのうた』

 前日、6日に観た。ずっと何を観ようか迷うときに選択肢のなかにあった1本。「聾唖の家族のなかで唯一、健聴者である女の子。彼女はすごく歌がうまかった…」という粗筋はすごくおもしろそうだが、たぶんいい話なんだろうな、ということで若干テンション下がり、『ナイトメア・アリー』にして軽く後悔したことは前書いた。そしたらオスカーを獲って、しかも配信作品では初オスカー、ということで、あ、やばい観にいかなければ、と慌てて出かけた。

 高校のコーラス部に入って本格的に歌に目覚めるのだが、この選曲が素晴らしい。最初の練習曲がマーヴィン・ゲイ「Let get it on」で、え、高校生にこの歌を堂々とうたわせるの?(ベッドルームミュージックだから)、ていうか難しすぎない? でもいい曲なんだよなあ」と度肝抜かれて→超大好きな同じくマーヴィン&タミーの「All I Need is to get back」で、さらに衝撃の追い討ち→やはりフェイバリットのアイズレー「It's your thing」をはさんで、なんとこのあとジョニ・ミッチェル「青春の光と影」とジャンル替え。だめ押しでデビッド・ボウイStarman」。なんという選曲だ…センスがいい云々ではない。これは私が選曲したのでは? したっけ? したかも、という並びであった。1曲知らない曲があったが…。

 映画館の爆音で素晴らしい歌を聴く、というのがまず最高だったし、もちろんいい話だったし、映画館を出たときには「そうだ、こんな世の中なんだから「いい話」を観なければいけないのだ、と強く強く思って、清々しく帰宅した。

 が、3日後に思ったのは、「すごくいい映画だったけど、忘れちゃうなあ」ということであった。疑問点がないからもやもやせず、あとであれこれ思い出さないんだよね。

二週間くらい前に観た『ドリームプラン』とか、もう、見事になにも反芻しなくて、鑑賞一週間で「あ、あれそういや観たな」とかいうくらい記憶の彼方にいってしまった。なんで思い出したかというと、もちろんクリス・ロック殴打事件である。

 だから、なんなのかというと、いい話もいいけどそれだけじゃね、という話なのかな、今の自分は、ということである。これを書いている今日4月26日は『ベルファスト』を観に行く。いい話だと思う。