独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ ツナ野菜トースト

5月29日(日)

晴れ

31℃

 

ツナ野菜トースト

あるものをを力いっぱいのせる

 31℃。真夏日ですよ…。だんだんランニングが苦行になってきた。

 

映画

レイジング・ブル』(1980)

 3回めか4回めか。AmazonPrimeで突如、目に飛び込んで来たのと、西川さんがエッセイのなかで、この映画のオープングでかかるオペラについて熱く語っていたので再び観る。あ、そうか、この曲か! 全然思い出せなかったけど観たら思い出した。物語と音楽がぴったり一緒になっているので。

 一度目は各界(?)から「名作だ名作だ」と煽られたせいもあってハードルを上げすぎてみたせいか、かえって「なんて胸糞悪い映画なんだ」とむかむかしたけど、今回は「うーん、名作かも」と転向した。前はただハナについたモノクロ撮影も、「美しいなー」と素直に感動。生臭い話だからモノクロでいいのかもしれない、などとも思う。スコセッシの映画は私にとって、「いつも愚かな男たちが暴力的に愚かなことをして自滅していく話」なのだけど、これもやはりそうだった。問題は、その愚かな話を夢中で観てしまうことである。『グッドフェローズ』も『カジノ』もそうだけれど、胸ぐらつかまれて「見ろ!」と言われ、最後まで観させられている感じ。4回目のこの映画もやはり夢中で観てしまった。なんなのだろう。しかし前ほど「あーあ…なーにをしているんだ…」という気持ちにならなかった。年のせいだろうか。

 しかし途中で止めることを決して許さないこの作品を観て、いつものらりくらりとオンデマンド映画を観ている最近の自分は間違ってる、と思った。「ものすごくおもしろい映画」をしっかり目をあけて観なければ、と。

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