6月18日(土)
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かぼちゃトースト
映画
『ウィンストン・チャーチル/世界をヒトラーから救った男』(2017)
公開当時、チャーチルの話かあ…と思い、興がそそられず観ていなかったが、ウクライナ侵攻のあとでは、俄然意味が違ってくるので、観た。まさに今と同じことが問題になっていた。いますぐ殺戮を止めるために ナチスに折れるか。しかしそうすると今後ずっと侵略されてしまうから、瀕死でも戦闘を続けるのか。チャーチルも周囲の人間をほぼ敵に回して、続行を決めていた。なるほど、だからゼレンスキーはイギリスでのスピーチでチャーチルを持ち出したのね。しかし公開当時見てたら、全然入ってこなかっただろうなあ。「もう欧米の大国は戦争しない」と信じてたからなあ。まさかなあ…。
それにしても、自分の決断が正しいかを確かめるために、街にでて直接人々と対話したっていう、この絵本のようなエピソードは本当なのか? そしてあそこに描かれたことが本当なら、朝から晩まで酒瓶を離さない真正のアル中なのですが。常に酔った頭で、国の一大事に取り組んでいたのというのもすごい。そしてその決断が結果的には英断だったというのも。