機材っていろいろあるのね…
※機内でのしょうもない奮闘のことばかり書いているので、ここには宮古のことは書いてありません。次回になります。
マイル修行のひとり旅、第三回は宮古島(二回目は庄内キャンセル)。
株主優待プレミアムクラス席 ¥91340(マイルからスカイコインに替えた)
PPは3295P
前回書いてなかった。追加しとかないと。
パニック障害の飛行機旅行の第一の問題点、「羽田までどうする」問題。リムジンバスはつらすぎるのでやめ。今回からはモノレールにする。
ちょこまか乗り換えして面倒だが、眺めはやはり素晴らしい。景色眺めてるだけで退屈しない。
しかし乗り込んでから、機材っていろいろあるのね、と飛行機マニアには当たり前の事実をようやく認識した。前回の那覇のときあまりにもいろいろ豪華で、「さすがに毎回こうではないだろう」とは思っていたが、思い足りなかったようだ。ときにはパーソナルモニターがないことすら、よくわかっていなかった。国内線に乗りなれていないのでてっきり必ずついていると思っていたのである…。
なおかつ、「出発便が多いからなかなか飛び立てない」とかで滑走路でいつまでも待機している。閉所恐怖症の自分にとってはかなりつらい時間だ。「進んでいない」というのがすごく恐怖なのである。まあ、普通の人にはわからないと思うが…。エンタメのない時間、いったいこれから3時間近くどうやって時間潰しをしたらいいのか、とだんだんパニクってくる。本も持って来ていないのである。
BOSEの強力なNCに守られながらも、不安が押し寄せてくる。機内wifiはまともに機能しないし、映画をDLしたはずのクロームブックも再生できず。「ああ、できない、これもだめ、あれもだめ、配ってた『翼の王国』も目が疲れて集中できん…じゃあ音楽は…DLした音楽はどれ…あれ、これだけ? みたいなことをやってて、夫に言わせれば「ITリテラシー低すぎ」なだけなんだけど、もうげっそり、疲労困憊。朝食が出てきてもまったく食欲わかず。
あとで調べたら、ブラウザでは機内エンターテインメントは提供されないのね。やはりタブレットを持ってくるべきだった。しかしいろいろなことがわかってないから使えなかったとは思うが。ANAはいろんなことを提供してくれているが、ちゃんと全部理解してないと意味ない。当たり前だけど。
話はそれるが、よく「絶対持ってくもの」を旅行の数日前からぽろぽろとかばんに放り込む、というのをやっていて、「とにかくもう入れたから絶対安心」みたいに思う傾向があったのだが、あまりにも場当たり的に・ずいぶん前から・ひとつひとつ・入れていたため、そして、入れたことであまりにも安心してしまったため、「入れたことを忘れる」ことがよく起こっていた。機内や旅先で「ああ〜あれ持ってきてない!」とひとしきり騒いで困ったあげく、帰ってきてから「いや、入れてたわ。✗✗に」と思い出す、という…。持ってるのに使えない、という悲劇。書いてて情けない悲劇。つまりなにが言いたいかというと、対策の9割まで達成しているのに、あと一歩及ばないために9割の対策がすべて無意味に期するということがあるのだ、ということ。ANAエンタの悲劇もこれにちかい。あちらがあれもこれもと対策してくれているのに、「システムを理解していない」というその一点でなんの意味もなさなかった。反省。以後気をつける。つまり、搭乗前に送られてくる「機内サービスのお知らせ」メールを熟読する、ということです。
かろうじてDLしてあったソランジュの2ndアルバムを聴いて沈静化を図る。この音楽の素晴らしさは最悪の空間でも失われていなかった。素晴らしい。すぐ終わっちゃうのだけが玉に瑕。
ちなみに、AmazonPrimeで映画をDLしたはずなのに肝心のAmazonPrimeのアプリがどこにあるかわからない、という問題は、帰宅して夫に話すと瞬時に解決した。左上のボタンを押して、「ここだろ、一番わかりやすいところじゃないか。どこ見てるんだよ」と言っていて、実際押したら現れた。DLもされていた。衝撃だった。
機内では、どこのボタンを押しても現れない。どこにもない! と追い詰められていた。この一番目立つところにあるボタンのことはもちろん見えていたのだが、「これはカメラだしな…」と思っていじらず絶望していたのだ。自分で自分に驚くわ。いや、オンライン英会話のトークアプリがですね、カメラがオンになっているとこれと同じマークが出るんですよ………。
たぶん誰も興味ないであろうことを長々と書いてここまで来てしまった。申し訳ないが、宮古島については次の投稿で。