11月4日(金)
晴れ
22℃
トマトグラタントースト バジル風味
音楽
「Free Larry Hoover」ライブ カニエ・ウエスト(AmazonPrime)
ドレイクとの仲直りライブということで夏に話題になったライブがAmazonPrimeで見れた。ドレイクのパートはほとんど観れず、ほぼカニエのみ。別でドレイクバージョンもあるのかな?
もうすっかりただの変人のカニエだけれど、うーむ、と唸ってしまうライブだった。巨大なスタジアムで、セットは丸く盛り上がった白い半円(?)にただカニエがいるのみ。バンド、コーラス、ダンサーは姿見せず。演出もほとんどスモークとライトのみで、「月に降り立ったたったひとりの宇宙飛行士」みたいなステージなのだ。そんな真っ白な空間で、ときにスモークに覆われすぎて完全に姿を消されてしまいながら、数々のヒット曲を連打。たったひとりで。
「これって…曲がいいからできるんだよなあ」としみじみ。引き算しまくりの演出が曲のパワーをひきたてている。よくこれだけ名曲が書けたものだ、と感服。そういや15年くらい前に来日したときのライブ(どういうライブだったのか、たしかプレス用とかそんな変わったシチュエーションで、めっちゃ小さい会場ですぐ目の前でカニエがはやりヒット曲を連打していてむちゃくちゃ興奮した)、強烈によかったもんなあ…。あのときから曲の威力は衰えていなかった。
この人、ラップより歌のふがうまいのかな、などとも初めて思ったり。いいもの観た感いっぱいで眠れた。