12月9日(金)
晴れ
14℃
生ハム・チーズプレート
オリーブやらピクルスやら生ハムやらがあると、料理しなくてもいいんだなと改めて。パンそのものもじっくり味わえるし。
展覧会
ピカソもよかったが、パウル・クレーの色の美しさに衝撃を受ける。写真だとずいぶん違ってしまうのだが…。
ごはんは有楽町のシズラーでサラダバー。
サラダビュッフェとはいえ、スープあり、パスタあり、トマトソースあり、カレーあり、グラタンあり、トルティーヤあり、チリコンカン(だっけ?)あり、デザートあり、でこれだけで満腹になる素晴らしいシステム。本当は肉料理に合わせるサラダバーなのだが、これだけでいい、という人のために平日ランチに限り、そして食べ放題ではなくサラダ2回、スープ1回、デザート1回、ドリンク2回、という限定をつけて1500円で行けるコースもある。これをいつも頼んでいたのだが「2回だけ」と決められていると非常に按配が難しい。「ちょっと食べてよかったものをおかわりする」というのも難しいし、なにより焦る。「食べてみておなかの様子を見ておかわりをするか考える」ってことができないのだ。
3種あるスープが一種だけ、というのもさみしく、さらにドリンクが2杯までというのもなおつらい。というわけでこの日は食べ放題サラダバーオンリー、2,000円にしてみた。これだと大人気チーズトーストも食べ放題。GO to EAT東京のチケットもあるので、年末の贅沢ということで。
で、まあ、心おきなく堪能できたのだが、しかしいろいろ問題が。まず席。入って左側でなく右側になってしまった。有楽町シズラーはこの左右で全然居心地が違う。左だと壁際にソファが続き、ソファ席でなくても椅子が肘掛けとつながるラウンド型。全体的にホテル風で永遠にいたくなるが、右側だと普通の椅子とテーブルががらんどうに並んでいて、スカスカして落ち着かない。しかしひとりなので席に注文つけるのも気が引ける…。
さらに、2回めのおかわりの時点でほとんどの野菜が空、時間は3時すぎなのでもう終わりなのかな? と諦めてしまい(あとで補充されてた)等、いろいろツイてなくて、以前から「よいんだけど自分とは相性悪い店かも?」と思っていたのだが、「やはり私たち合わないんだ」と痛感してしまった。それでどんどん気が滅入ってきて、「平日にこんなとこでこんなふうに時間を潰してる自分ってなんて無益で無駄な存在なのだろう」と、いつもやってることなのに突然猛烈に罪悪感がわいてきて大変だった。弱い私。なのでこれが最後かも。
でも私と合わないだけで、皆さんにはおすすめです。ビュッフェのトマトソースは真っ当に作った味がする、サラダの具の充実度も驚く。枝豆とかあるもんね。スープもうまい。デザートは…うーん、これはなかなかひどい味なのだが。ここは改善してもいいも。
ちなみに罪悪感は消せました。「罪悪感を持ちたければ持てるけど、別に持つ必要もない」と新しい解釈が生まれたから。昔はもっと「正しい大人はこうすべき」みたいな考えが強かったのでいろんなことでそれができない自分を責めていたけど、「どうすべきかは自分で決めていい」というふうに考えられるようになったのは、年取って起きた数少ないいいことである。これでよかったかどうかは、死ぬ時わかる。