12月31日(土)
10°
曇り
年末恒例の腰痛、今年ははやめに来てしまった。走ることもヨガることもできない。
佃煮チーズトースト
…だが、違う。正月用に作った海苔の佃煮、その上にチーズを載せて焼いただけ。
いやでもうまいんだ、これが。海苔に万歳三唱。
腰痛を抱えつつ、いよいよ切羽詰まってきた正月料理を作り続ける。合間に窓の桟を掃除する。窓ガラスも吹く。しかし今年は早めに冷蔵庫を完全に掃除し、風呂掃除もかなり徹底的にやったので、いい気分。うちは風呂に全居住者の置き土産、BOSEのスピーカーがついているので、ミニー・リパートンとヴェルヴェット・アンダーグラウンドを大音量で流しながら掃除したら、素晴らしく爽快な気分になった。こうすれば風呂掃除が楽しくなるのだ、と居住10年目にして発見。これで腰痛がなければなあ…。毎年大晦日に一年を振り返りながらランニングするの、結構好きだったんだ、と走れなくなってようやく気づく。
白だし初体験
腰痛だからというわけではないが、正月料理も合理的に手を抜くことにした。今までのやり方では冷蔵庫に入り切らない。まずだしをひくのをやめた! だしをひくと正月三が日分の大量のだしを容器に入れて冷蔵庫に入れなければならない。だしがらはいずれ海苔の佃煮にするので冷凍しなければならない。そもそも、混乱した31日にでかい鍋を出してだしを引く手間もなかなか大変。…ということで、生まれて初めて白だしなるものを買ってみる。なんとなく、それ使うなら顆粒だしでいいんじゃ?と 偏見を持っていたのだが、著名料理研究家たちも、だしの素は使わないけど白だしは結構使ってるんだよね。その違いは? と思ってたのだが、答えがでないうちに自分でもついに挑戦してみることにした。これがあれば茶碗蒸しも思いついてすぐできる。あーあ、もう俺は二度とだしをひかないのでは? いや、そんなことないと思うけど、なにかの蓋を開けてしまった気はする。5品くらい商品が並んでいたけど、あ、これ知ってる! というのが萬藤のものだった。ほかのものの2.5倍くらいの値段だが、ひるまず買う。31日の時点では未開封。答えは1日に出る。
丹波大納言小豆を煮る
ようやく11月に新豆が出て、さっそく買い、正月用に煮る。まず10分普通に煮て渋切り。その後は野崎さんの言う通り、圧力鍋で14分、急冷。砂糖は独自の配合で小豆と同量で、黒砂糖半分、グラニュー半分。ざくっとした豆感を残すため、煮上がったあと慎重に硬さをチェックして、砂糖を入れ…。
どうやらここで間違ったらしい。続きは来年。
今年もがんばったなあ。目に見える成果はとくにないが、一生懸命生きた。世界的にかなりろくでもない一年だったけど、でも自分の周囲は幸せであるようにがんばった。えらい。