3月8日(水)
晴れ
21℃
夏日っぽくなってきた…
マーマレードトースト
マーマレードとバターの相性は抜群だ
花粉対策2023
今年の花粉症は凄まじい、と煽られに煽られ、心していた。ザイザルをのみ、目薬を買い(病院でもらう目薬は効かない)、かゆいところには副腎室ホルモンを塗り。窓の網戸にはホームセンターで見つけた”花粉を入れないシート”なるものまで張った。
まず網戸をきれいにして、ぴったりサイズに裁断して…という、花粉で朦朧とした頭と身体にはとてつもなく面倒くさい作業を、先日書いたようにえいやっと成し終え、いざ貼ろうとしたのだが、張ったら外が全然見えなくなると気づいた。今更ですが。外の緑を眺めることは毎日の楽しみなのでだめじゃないかー! と荒れたのだが、もう一枚の網戸&窓なら景色を眺めるのに支障はない、と気づいて、また一から網戸掃除…。うえーめんどくさい。よくやったわ、自分。
が、苦労のかいあってこれが意外によかった。いつも、花粉の飛び始めは寒いから窓を開けたくもならないのだが、だんだん春が進んで気温があがって、窓を開けたくてたまらない、しかし花粉が…と葛藤していた、あれがなくなったのである。今年はとくに猛スピードで暖かくなったので、これがなかったらかなり苦しかったと思う。すごい。来年も買おう。寝室にもつけたいのだが、侵入防止の柵のため、外からは貼ることができない。「外側から貼るものです」とか書いてあるのだが。内側に貼ると窓の開閉に不都合が生じるのだと思う。なにか工夫しないといけない。寝室も換気したいのだ。
”年をとると花粉症なくなるよ”と四十代なかばで聞いて、楽しみにしていたがなかなかよくならない。「そうよ、お母さんももう花粉症ないよ」とか言ってたはずの母も、結局洟をかんでいる。要するに加齢で免疫力が落ちるかららしいのだが、とにかく私は相変わらずつらい。しかしここ数年、つらいのは最初の数日だけだと気づいた。昔は5月になってもまだ目がかゆい! どうして! とか騒いでたのだが、ほんとにここ2,3年は、最初に散々つらい思いをしてうめいているうちに楽になってしまう、という感じになってきた。今年もそうだ。「鼻水がとまらない。目がかゆくてかゆくて気が狂いそう。鼻の下はぼろぼろ、目の周りは涙目とこすりすぎで真っ赤でがびがび、頭がぼんやりする。夜は鼻がつまって眠れない。こんなにつらい状態で1ヶ月も2か月も過ごせるわけがない」と思うほどひどい症状が出るのだが、それが本当に最初だけなのである。すぐよくなってしまうのだ。今年も、もうそんなにつらくない。これも加齢現象なのだろうか。
というわけで「私の花粉症はすぐおさまる」と定義できて、最初のつらい日々も「すぐ終わるから」で乗り切れるようになったのだが、それでも今年はすごい、と煽られるので悪化したときのために準備して置かなければ、といろいろ検索してみた。私の場合、花粉症で一番つらいのは「鼻が詰まって夜眠れない」である。それで調べたら、鼻水がだらだら出ることと鼻が詰まるのはかなり違うらしく(当たり前か)、定番の飲み薬や点鼻薬は鼻詰まりにはあまり効かないらしいのだ。知らなかった…。なんでも調べてみるもんだ。
が、最近出た「オノン」という薬はこの鼻詰まりにピンポイントで効くという。OCTもないから病院で出してもらうしかないのだが、こういう薬がある、という情報だけでかなり安心してしまった。医学の進歩に感謝。