4月29日(月)
連休が始まった。毎年GWは混んでるのでどこもいかない。庭の子供たちもみんな出かけるせいか、いつもしーんとしていて、さわやかに風が吹いていて、最高である。どこも出かけないけど近所の公園などは行く。
パン・ド・ロデヴ

居候の姪っ子がよく食べるのでしょっちゅうパンを焼いている。練習になってありがたい。が、ロデヴの内相は改善しない。こうするとこういう内相になる、というのが全然つかめない。別においしいからいいのだが、そういうゆるい感じだからちっとも進歩しない、とも言える。そうこうしてたら、焼くたびに気泡が小さくなっていくようになってしまった。よくふくらむしおいしいけど、泡は小さい、と。

新玉ねぎムースプレート

毎年、新たまねぎが出ると作るリストランテ濱崎の新玉ねぎのムース。むちゃくちゃうまいので、誰か来ると必ず作るのだけど(来ないけど)、今年は新しいゼラチンを使ったので加減がわからず固まらなかった。スープになってしまった。味はおいしい、と納得させてるけど、やっぱりムースがいい。
5月1日(水)
晴れ
21℃
きんぴらチーズトースト

きんぴらの味付けは、邪道だけど鎌田のだし醤油。まるでスナック菓子みたいにとまらないおいしさになる。
5月2日(木)
雨のち晴れ
21℃
パン・ド・ロデヴ


福岡県嘉麻市で、チーズ工房を持っているイタリア人の旦那さんと日本人の奥さんの店。食べたことない味でめちゃおいしかった。くせがないけど食べたことない、という不思議な味。
チーズ工房 カチョ
GWの日比谷公園

5月の日比谷公園は素晴らしい。いや、別にどこでも緑のあるところなら素晴らしいのだろうが、毎年やたらと感動してることに気づいた。パンデミックのときはだーれもいない公園で、ひたすらに空と新緑がまぶしく、異世界感がすごかった。
今年の連休も素晴らしい晴天が続いたけど、我が家は夫婦喧嘩をしていてイマイチであった。どうにか仲直りしようと、日比谷公園に行く。連休中はどこにも行かない、混んでるから、という掟を破って電車に乗る。

水を入れたら流れてしまうので花瓶ではない
というイベントをやっていた。大量の子供を見て嬉しくなる。それでもなかなか会話はぎこちなく、「……」というのが続く。でもまあ仕方ない。たまには喧嘩もするだろう。なぜ素晴らしい5月晴れの時に? と思うが、そういうこともある。「そういうこともある」ってのは本当に魔法の言葉で、これを呟くと大体「そうだよね」と納得してしまう。「やなことあって当たり前」というのもマジックワードだ。人生の後半戦で、そうそういいことなんてあるはずない。これを唱えると、なぜか前向きになるから不思議。前は嫌なこと辛いことがあると、「なんで? どうして? どうやって改善したら?」と大騒ぎだったけど、まあ、投げたわけだ。そしたら明るくなった。不思議。
大学時代、近田春夫とビブラストーンの「調子悪くてあたりまえ」という曲がずいぶん刺さって愛聴していたけど、数十年たった今、またしみてくる。名曲。
日比谷の穴場カフェ発見
ミッドタウン日比谷のTOHOシネマズの中に入ると、大きな階段があり、その上にカフェとレストランと、そこから続く庭園がある。別に映画を見なくてもここには行ける。でも行きにくいのかな? なんかすごい穴場だった。

Q CAFEというカフェで、ご覧の通り広々とした空間で居心地よし。しかし我々はとくになんの期待もせず、というかむしろ「まあどうせなあ」的な感覚でサラダとポテトをオーダーした。日比谷という立地のわりに安い価格設定だったので。

そしたらこれが来た。ロイヤルガーデンサラダ、¥1091。たっぷりふたりぶんの大皿に、色とりどりの野菜、ナッツ、存在感たっぷりのローストシュリンプ。「えっ、これで¥1100?」とふたりで大声をあげてしまう。この立地でこの空間なら¥1800はとりそうだ。続いて来たポテトフライも、チリソースとサワークリームつきという技ありで¥619。ドリンクも¥600台だし、なんかお得すぎる。しかもおいしい。なかなかおいしい! 「えーっ、すごいすごい」「日比谷でこれ? なんで?」と言い合っていたら仲直りが完了してた。食道楽という共通の趣味というか生きがいが私達を救ったのだ…。
いや、それにしても穴場です。なんでも平日ランチにはドリンクバーがつくという…行くしかない。しかも併設されたワークスペースも良い雰囲気で、1時間¥600、ワンドリンクつき。↓のHPで空間やメニューがチェックできます。回し者ではありません。でもこれで利益出るのかな? 最近の都心の飲食店の値付け、結構えぐい感じですが、ここはなぜそれをしないのか。いやもうすぐしてしまうのか。される前に行っておこう。