ダイソーかき揚げリングを導入してみた
かきあげの奥義をつかんだ! 的な投稿を半年以上前にしたのだが、でも依然得意にはならず、あれこれ試しては失敗したり、まあまあよかったり、を繰り返していた。さらに研究すると、かき揚げは衣が薄くないと口のなかでもたつく、バラバラの素材すべてがしっかり揚がってないといけないらしい=衣でがっちりくっついているのはNG。衣が厚いとまとまりやすい、とか思ってたことを猛省。…が、そうすると難易度はますます上がる。
そんなとき、ダイソーでこの「かき揚げリング」を発見。全く期待せずに購入したけど、帰って調べてみると、なかなか話題の商品で、Youtubeでは使い方動画まで何本もあった。「これは神”!」的な、例によって大げさな触れ込み。でもおかげで買えない人も多いようで、そうなると俄然ありがたみが増して、いそいそと使ってみた。
…のが、数ヶ月前。なんかうまくいかずふて寝。ときがたって起きたらやる気になったので再挑戦、がついこのあいだである。キャベツがあまっていて、なにか新しいキャベツ料理はないかなあと考えていたら、そういえばキャベツの天ぷらとかかき揚げって聞いたことないなあ…検索。
最近よく参考にさせてもらっている、エリックサウスのイナダさんも↓ツイートしてた。
家天ぷらをやるたびに
— イナダシュンスケ (@inadashunsuke) 2022年5月8日
「キャベツはどうかな?」
という思いつきが発生するものの、いまだに一度も試したことがない。他で聞いたこともない。
キャベツの天ぷら、やってみたことのある人います?
が。調べたら多くの人がもう全然やっていた。それはもう当たり前に。そうなんだ…キャベツの天ぷらってありなんだ。「どんなものでも天ぷらにすればおいしく食べれる」という黄金のルールを知っているつもりだったが、これは思いつかなかった。天ぷらだけでなくかき揚げにしている人もたくさんいる。
さっそくキャベツをざく切りにして冷凍庫にあった白エビを入れて、衣とあえる。このリングは要するに具材が散らばらずまとまる、というもので、揚げ油のなかにまずリングを入れ、そのなかに具を2,3回にわけて入れ、かたまったらそっとはずす。
2,3回に分けて入れるのは、たぶん”それぞれの具材をきっちり揚げる”ためだと思われる。具と衣はくっついていなければならないが、隙間が必要で、あくまで最低限の密着がよい、ということ。
あと、自分が思ってるより高温で揚げないと、というのも最近の学び。
注意点。リングを鍋に入れてるとすっごく熱くなるので素手では触れない。と、みんなが言ってた。私の場合そうでもなかったが、うっかり掴んで熱い! とこともありがちなので気をつけよう。
そばと食べる
肝心の味。おいしかった。というか、キャベツと粉と油が合わさると自動的にお好み焼きの味になる。かりかりっとしたお好み焼きというか…。おいしい。白えびも活きてる。
柿をいただきました
”かき”つながりで。
同じマンションのおじいさんが庭で成ってた柿をくださった。いつも通りかかって挨拶する程度の仲だったので、いきなり訪れて柿をくれて驚き。うれしい。しかもめちゃおいしかった。クレソンとサラダにして食べたら、これも最高。昔、春菊と柿のサラダを作って夫に「柿は柿として食べたいよ」と反対されて以来、封印していたのだが、我慢できずに10年ぶりくらいに作ってみた。そしたら「おいしいな」と当たり前のように食べている夫…。なんなんだよ…おい…。
柿で調味料もできる
とろとろに熟しきったものもでてきたので、ペーストにして醤油や酢とまぜて柿ソースにして豚と野菜のソテーにかけた。
ぜんざいにも合う?
熟しきった柿ペーストは自家製あんことバニラのぜんざいにかけてもいいかも! と思いついた。色がめちゃくちゃきれいでアガるなあ。…が、夫には不評。たぶんどれも甘くて酸味がないからだと思われる。杏などのドライフルーツとか加えるといいのかな。見栄えがするから諦めずにおいしいレシピを考えたい。
まだ夏の思い出も書ききってないけど、このままだと冬になるので旬な話題にしました。ていうか、今日の気温は7℃で、単なる冬である。