独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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大晦日に振り返る10月のこなログと思い出②

 大晦日の明け方に10月の思い出を書くのもおつなもの…ではない。本当はみんなのように”今年のベストバイ””今年のベストムービー&アルバム”とか書きたかった。いや、まだ書く気でいるけど、来年に書いてもまた興がさめる(読んでる人の)かもね…。

 今、世界中で鳴ってるであろうケンドリック・ラマーの新作『GNX』をBGMにお送りする10月の記録。久々に毎日聴きたいアルバムだった…。おかげでランニングがはかどった。

 LAにダンス留学してる姪っ子のインスタで、ケンドリックの「Not like Us」で踊ってる動画が投稿されてたのだけど、「いいなあー本拠地LAではどれだけ新作で盛り上がってるのだろうか。私もあの曲で踊る人生やりたい」と、初めて彼女をうらやましいと思った。いつも「若いって素敵。でも私はもう二度とやりたくない」と思ってたから。いくつになってもやりたいことやればいい、と言われるし、そう思うけど、ふとした姿に老女の影を感じる自分がケンドリックの曲で踊って投稿する……それはないだろう。書いてるだけで怖い。まあ、走って満足しておこう。

 毎年、年の瀬にいつものように公園を走って、年の瀬だから特別感があって冬の枯れ枝になった木々など眺めてしみじみするのだが、昨日もそれやった。年末っていい。

 どうやらクリスマスから大晦日、正月のこの独特の高揚する感じは日本だけらしい。海外在住の人がそう言ってた。そうなんだ、他の国にはないのか。

 

 で、10月にもどる。

10月15日(火)

ピーマンチーズトースト

ピーマンの切り方が芸術的にひどい。いくらなんでも

 

10月16日(水)

セーグルカンパーニュ

 成型がややおかしく、へんなところがぼこったけれども。クープの空き方もいまいちだけども。

 

しかしこの内相は!

 これだよ、これ! こうゆうのが焼きたかったんだよ! ここまで気泡があると味もけっこう違う。むっちり感が減って、軽い。どっちがいいかはたぶん人による…。あとで考えたらクープの感じからしても、単なる過発酵なのかもしれない、と思い直す。

 

たまごチーズサンド

ゆで卵、チーズ、ピクルス、胡椒。味付けは塩とほーんのすこしマヨネーズ

 そうだ、このゆで卵、黄身がとろとろだったんだ。茹で時間が短かった。そういうのはどうなのか? とそのままぐしゅっと崩していろいろ混ぜて半分、たまごペースト的なものをパンに載せた。結果、好評だった。すぐ食べるなら半熟ゆで卵サンドもありかも。

 

10月17日(木)

たまご&野菜トースト

前日の卵ペーストがほんの少し残ってた

 ほんの少しだったから、ベースをチーズトーストにして、ありもの野菜も載せた。

 

秋の流行、白菜春巻き

白菜の水分を、とろみが出るまでしっかりがっつり飛ばすのがポイント

 夏前にレシピを見かけて、実行するまで2ヶ月、実行したら「うま…」と感動して、以来この秋はしょっちゅう巻いて揚げていた、塩もみ白菜とエビの春巻き。途中で「もっとおいしくなる法」を発見したので、ますます巻いた。

 その発見とは。もとの具のレシピは白菜に塩をしてもんで水分を出し、えびと合わせ、ナンプラーオイスターソースで味付けしたもの。私は白菜はいつもずーっと弱火でソテーして水分を出し切るので、これもその白菜で作った。で、さらに具から水分が出ても皮を湿らせないように、と思って片栗粉を気持ち多めに入れた。そしたら、この具がグラタンのようにとろっとろになって、そこへごろごろとしたえびが加わって、爆発的においしかった。面倒なときは塩をした白菜をレンチン(3〜4分? 長め)して、水分を絞ればいいのだが、フライパンや鍋でじっくりソテーするときに出る妙なとろみは出ない。たぶん油と合わさるのが大事なんだと思う。たぶん…。まあ、片栗粉がとろんとさせてくれるので、レンチンでもじゅうぶんおいしいのですが。

 冒頭のピーマンでおわかりのようにむちゃくちゃ不器用なので、生春巻きに挑戦しては玉砕していたのだが、玉砕しすぎて挑戦をやめたというトラウマがある。でもこっちの春巻きはそこそこきれいに巻けるのもうれしく、おかげでかなり巻いた。揚がったものを斜めに切るときのざくっ! という音もたまらない。

 …と書いてて、正月にも巻こう! と思ってたのに皮を買うの忘れた。今日買わないと…。

 

10月18日(金)

ハムトーストサンド

 ハムサンドを作るときはいつも自分の貧乏性を痛感する

 そもそもハムを買うのが贅沢だ、という意識があるので、いざサンドしようとするとほんとは3枚くらい一気にいきたいのにけちって2枚、ひどいと1枚とかになってしまう。いつか”思う存分ハムをはさんだ欧米風の”ハムサンドをやりたいと思う。

 

秋の本、堀田善衛

突然来た堀田ブーム

 突然来たのだ。なぜ彼を読もうと思ったのかもう覚えていない。ずいぶん昔に書かれた本だけど、「えっ、そうなんだ!」ということがいっぱい書いてある。『方丈記私記』は終戦直前の荒れ果てた日本と、『方丈記』が書かれた、やはり荒れまくりの京の都を対比させている、まずその着眼点がすごいのだけど、目から鱗がたくさん落ちた。

 東京大空襲の数日後、天皇陛下が視察に訪れたときの、あたり一帯、焼け焦げた通りにうやうやしく絨毯がひかれて陛下が歩くシーンとか(ちょっとうろ覚えですが)、飢饉と火事でこの世の終わりのようだった京都で、一歩外に出ると餓死死体がごらごろしているのにも関わらず、貴族たちはその事実を完全に無視して毎晩短歌を詠んで盛り上がっていた、とか。ウクライナ戦争が始まって、「戦争が起きてても普通に人々は暮らす(暮らせる)んだ」と知ったときの衝撃と似たものを感じた。『ゴヤ』における18世紀スペイン及びヨーロッパの生活・価値観も驚きばかりで、これ、全4巻なのだけど慌てて残り3冊を書いに丸善に行った。本も借りてばっかいないでたまには買わないと。

 

10月19日(土)

満腹トースト

ツナ、野菜、チーズ…とにかく昼までもつよう、ありったけ載せて焼く

 たしかこれは、マンション理事会に出る夫のために、「おなかが空かないよう」作ったもの。老朽化で大変な我がマンション、問題山積みで理事会は平気で4時間くらい続くのだ…。

 

10月20日(日)

セーグルカンパーニュ

クープはきれいに出たな

 でも中の写真がない。撮るまでもなかったのか。

 

10月22日(火)

ハムチーズサンド

これを見る限り内相はつまりぎみだったのね

10月23日(水)

ピザトースト

最近ごぶさただった、明宝レディースのトマトケチャップをソースに

10月24日(木)

豆とソーセージのパスタ

撮ったってことは、すごくおいしかった…のだと思う…

 インドの豆、ムングダールは大袋なので早く使わないと、ということでしょっちゅう登場する。水で戻す必要もないので、洗ったらそのまま鍋に入れて野菜の水分と、たりなければちょっと水足して10分くらい煮ればよい。ソーセージ、ソフリット(セロリ人参玉葱)、のうまみをすいまくって、うまい。ミニトマトもうまみの塊。なので、この皿にはうまみしかない。

カレー粉入れたのかな? たぶんかなりおいしかったのだろう

10月25日(金)

あんバタートースト

いまだにミーレでうまくトーストできないので、焦げた

10月26日(土)

豆とソーセージのグラタントースト

ホワイトソースを敷いて先日の豆ソーセージをのせる

 旅行に行く前にあまった牛乳はホワイトソースになって冷凍される。これはそれ。

 

10月27日(日)

セーグルカンパーニュ

成型が…

豆(以下略)プレート

まだ残ってたのでプレート

 長文を読んでくださりありがとうございました〜。今年はどんな年でしたでしょうか。世界的はむちゃくちゃでしたね。激動を生きてるって感じですね。充実感はあった気がする、私は。

 ただただ自分の話をしてるだけのブログですが、来年もよろしくお願いします。

一年のお礼の椿