1月14日(火)
のり佃煮トースト

のり佃煮はセロリを入れるのが大事です!
1月17日(金)
佃煮トマトチーズトースト

1月20日(月)
フォカッチャプレート

でもフォカッチャの完成写真がない……。気に入らなかったのだろうか。もう覚えてないのだが。
1月21日(火)
チーズフォカッチャプレート

1月25日(土)
セーグルカンパーニュ

真冬は室温においておく時間を2時間以上とらないとだめなのだ。

で、焼きたてはそのままとチーズか、元気があるとたまごサンド。ゆで卵にピクルスとチーズを入れる。

1月26日(日)
たまごサラダトースト

意外とやったことなかった……おいしい
1月27日(月)
かぼちゃポタージュプレート

チーズ、ポタージュ、パン、ピクルス、とぐるぐる回りながら食べる。最高。
焼色しっかりめの卵焼き

いつもスクランブルエッグ的に、優しく、とろっと、を意識してオムレツを作るけど、タイや中華で卵焼きを頼むと、こういう焼色がつくまで焼いてあって、それが独特の味がしておいしいんだよな…と思い出して、かぼちゃの卵焼きを作る。
1月28日(火)
セーグルカンパーニュ

ワインセラーに入れる前の室温、7時間もとってる。この頃真剣に寒かったから、これくらいでよかった。朝起きたときに、しっかりボウルの800ml目安を超えてた。


味付けは醤油で。絶対。
1月31日(金)
ツナ野菜トースト

ツナがあるからかなり豪華版。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(ネタばれあり)
1月にしたことじゃないのだが、書いておく。
ティモシー・シャラメがディランを演る! と聞いたときから興奮していたので、公開してすぐ、すっ飛んで観に行った。ドルビーの追加料金も払った。
とはいえ、ボブ・ディランのコアファンではない。大学のとき「聴くべきアルバム」として、何枚か聴いて、「これはすごい」と思ったけど、そこで終わった。だが、とにかく、ティモシー・シャラメがディランになる! しかも歌う! 本人も褒めてるらしい!(彼が自分を演るなら褒めるか…)という前情報に圧倒されて、ハードルを上げてはいけないと自制しつつ、しかしすっ飛んで行ってしまったのである。
「ボブ・ディランにそこまで思い入れないんだよな…」と思いつつも、ピート・シーガーの家に来て弾き語る『北国の少女』を聴いて、そうだったこれ名曲だった! とレンガで殴られたような衝撃が来て、涙腺決壊。そんな暴力的ともいえる名曲が次々と畳み掛けてきて、改めてその才能の偉大さを実感する2時間であった…。一生のうちでこれら1曲でも作ったら、それだけでもすごいのにあれもこれもそれも!! 詩としても完璧に素晴らしいものが、その言葉を増幅するメロディでうたわれる。うーむ。凄まじい。これが才能なのだ。
映画は彼の詞からとって「名もなき者」。なので普通の存在だった彼がだんだん偉大になっていく話…と思っていたけど違った。名もなき者だったときからすでにすごかった。「天才も最初は普通の人だった」話ではなく、「最初から天才だった」という感じで、それは凡人からするとそう面白い展開ではないのだが(”あ、最初はただの人だったのね…”と思いたいし、そこからいかに花開いていくかの変化を楽しみたい)、こんなすごい曲たちを次々と畳み掛けられると、「いや、最初から偉大な人ってのもいる」と素直に納得してしまった。あ、自伝とか読んだわけではないので、完全な妄想なのですが。
で、それを演ってるティモシーがまた凄まじい。たたずまい、喋り方、歌声、そして情熱的な弾きっぷり。ティモシー、ほぼ本人なのだが、なんなのだろう。すごすぎる。加えて、あの目。何度もアップになるあの目が………。
「セリフの東ヨーロッパ訛をAIで処理したエイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)がオスカーを取り、5年間かけて歌と演奏と演技を磨いてボブになりきったティモシーが落選」というツイッターを見かけた。
こんな演技、簡単にはできないでしょ、と不思議でしょうがなかったのだが、なるほど5年間やってたんだね…。それなのに史上最年少を狙っていたオスカーは穫れず…。
ただアップになるだけで2時間でも3時間でももたせる魔力があるというのに、こんな努力をして難役にチャレンジしたのか…偉すぎる、と変なところに感心してしまった。5年も特訓する必要のない、かつ良い役・良い脚本のオファーは死ぬほどあるだろうに…。彼はボブ・ディランのこと知らなかったと聞いて、さらに感心(驚いたけど。今の若者はディランを知らないのか!)。そしてガールフレンド役がエル・ファニングというのもよかった。相変わらずめちゃくちゃキュート。そしてうまい。恋敵のジョーン・バエズ役の女優さんは歌がうまくて驚く。さらに恩師・ピート・シーガーをエドワード・ノートンがやってたのも高ポイント。善意の塊みたいなキャラクターだったので、いつもくせ者役が多い彼が演じるとなんとも味わい深い。そして相変わらずむちゃくちゃうまい。
「ボブ・ディランってこういう人なんだ」という新発見はとくに得られず、映画そのものには少々不満が残ったのも事実なのだが、豪華俳優陣がそれらの不満を覆い隠してくれた。あー、映画館で観るのって最高。