11月28日(日)
晴れ
14℃
きのこチーズトースト
数種類のきのこをにんにくでソテーして、クイジナートにかけてミンチ状にしてペーストにするきのこペースト。
神宮の銀杏散歩
この秋は本当によく出かける。「お出かけグセ」がついて、展覧会情報を見ると「あ、週末行こう」みたいになっている。普通の夫婦のようだ。以前はとにかく混むのがいやで、週末は近所しか出かけない、カフェも混むからお茶も飲まずに帰ります、だったのだが、コロナのせいで旅行もできず欲求不満なのだろう。美術館は予約制(最近は違ってきてるが)でそこそこの混雑だし、近くにドコモのレンタサイクルステーションができたので自転車で行けるし、といろいろと都合がいいのである。
それで今週は「神宮の銀杏を見に行こう」となった。予想通りすごい人で、写真で見るようにはいかなかったが、それでも堪能した。神宮の銀杏は他と違って細く尖っているのはなぜなのだろう。刈り込んでるのか?
聖徳記念絵画館
全然知らなかったけど、神宮外苑には聖徳記念絵画館という美術館がある。
明治天皇の誕生から崩御までを日本画40枚、西洋画40枚でたどる。これが歴史+絵画+建物探訪、といろいろ楽しめてめちゃくちゃおもしろかった。
ものすごく立派な建物だが、全部国民の奉仕労働による、国産材料でできたものだそうな。奉仕労働…。実情はよくわからないが、実際職人たちが石を削ったりしている制作風景写真があって、その仕事量を思うと目眩がする。
政治、経済、軍事、とすべて関わっていた明治天皇の仕事って、けっこうすごいのでは? しかもかなりのハンサムなのだよなあ。胸打たれたのは、愛馬・金華山の剥製。さらには骨格標本まである! それから馬の顔(だけ)を真正面から見た大きな絵まである。「毛艶もよくなく体格もとくに大きくない」のだが、胆力があって少々の騒ぎや音では全然動じない馬だった。そして明治天皇はそんな金華山をめちゃめちゃ愛したのとか。いい話ではないか…。
その後はメキシカンランチを食べに。数ヶ月前、緊急事態宣言でがらがらのときに、予約していったら、ものすごく感謝された。今はもう一杯であった。とうもろこしの香りいっぱいのトルティーヤを食べて満足。
ああ、歩くのって楽しい。