2016-01-01から1年間の記事一覧
玉ねぎは基本で、コンソメは入れたくないけど云々。 ポタージュに作り方についていつも悩んできた。 玉ねぎをみじん切りにして蒸らし炒めして甘みを出し、メイン食材を加えてさっと炒め、ひたひたより少なめの水でとろとろになるまで煮て、ミキサーにかけて…
近頃の、親切すぎる予告編に反対だ 映画館で観る、近日公開作の予告、あれほど楽しいものって、ちょっとなくないですか? 予告だけ観てると、ほとんどどんな映画も(いや、そうでもないか…)、傑作の予感がする。おいしいところだけつぎはぎして、期待感高め…
“ただの”塩キャラメルビスケット また、「ただのクッキー」を作った。粉と砂糖とバターと牛乳(!)だけのレシピで、でも冷凍庫にキャラメルソースが残っていたので、入れてみた。 ↑キャラメルのせいか、いつもよりダークなブラウン。塩も多めに入れて、甘じ…
倦怠した日常がSF になる 男は著名なエッセイストで、女はその読者。ふとしたことで会って話をする機会があった。話していたら、いつのまにかふたりの会話は、倦怠期の恋人のようなそれになり、さらには結婚10年以上の夫婦のようなにもなり、それがあまりに…
レシピにはほとんどなにも書いてない お菓子の本って、なにも書いてないんだ。 …と、強く強く思ったのは、本気でお菓子を作り始めて、しばらくたったあと。初めて作って大成功、というわけにはなかなかいかず、どんなレシピでも大概それなりに試行錯誤が必要…
体調不良がサプリで治るんだ!? 私もサプリメントを飲んでいる。日々の不調をなんとか解消してくれないか、とすがるような気持ちで飲んでいる。 若い頃になんとなく飲んでいたビタミン類は別として、私が本気でサプリメントにすがるようになったのは、38歳く…
どんどん冷えていく! 白湯に目覚めた。真夏以外、毎朝、いちばん最初に白湯をからだにいれる。ものの本には、あまり熱すぎないほうがよい、とあるのだけれど、私はあえて80℃。ひとくち飲むと、すぐさま熱がつたわる。まさに「五臓六腑にしみわたる」のだ。…
朝のヨーグルトにのせるグラノーラ、自分で作り初めてはや10年。 最初は徳永久美子さんの「パンとお菓子の本」にあるレシピで、オートミール、 アーモンド、かぼちゃの種、ひまわりの種、つなぎに卵白、甘みに蜂蜜、という感じで作っていた。これに、ブラン…
お菓子作る人ほど、ミルサー使おうよ! ミキサーとかクッキングカッターの類いは何台か持っていますが、ダントツで使えるヤツなのが、このイワタニ ミルサーです。料理はもちろん、お菓子&パン作りにも欠かせない。だけど、離乳食とかスムージーとか粉茶な…
エルメのサブレブルトンを作るの巻 最近食べたい、作りたい、と思うのは“なんのへんてつもない”お菓子。ただのバタークッキーとか、ただのクラッカーとか、プリン、シュークリームetc。なんでだろう、これも年のせいだろうか。もともと、凝ったものに挑戦…
自家製酵母と苦闘すること、5年… 自分でパンを焼いてかれこれ9年くらいになる。最初はもちろんイーストで。1斤に5gぐらいインスタントドライイーストを入れ、でもなんだかべちゃべちゃで膨らまない、とか、膨らんだ気がするけど固くて重いとか、ぱさぱ…
テレビがある生活、ない生活 テレビを最近つけなくなった。早朝起きてから11時くらいまでと、夕方6時半からだいたい9時くらいまで、必ずNHKがついていたのだが(民法はCMが苦手なので…)、ある平日の7時半頃、ニュースが終わってなにも観たいものがなく、思…
自家製黒糖ジンジャーエールを毎日飲むのが楽しみで お酒を飲めない体質なので、夜のお楽しみがありません。夕方に走るせいか、酸っぱいものばかり食べているせいか、喉もよく渇きます。それで、自家製ジンジャーエールを作るようになりました。 黒糖とグラ…
キタノカオリは100%で使いたい パン焼きの楽しみのひとつは粉の使い分け。ちょっと凝った本だと、ひとつのパンで4種類使ったりします。伸びのよさを出すためにビリオンを、さくみを出すためにリスドォル、風味を出すために1割はグリストミルを…てな具合で…
怠け者がなぜ16年も走り続けているのか、の話の続きです。 走ることが快感になる 痩せなくても走るのは、走ったあとのお風呂が癖になってしまったからです。最近は夕方5~6時頃に走ることが多いのですが、汗をたっぷりかいて、へろへろになって、ああ今日…
鬱病にもパニックにも認知症にも運動、運動、運動がきく! この600ページくらいあるぶあつい本は、運動するとどれだけ脳からいろんな物質がでて幸福になるか、健康になるか、ということが、これでもか、という膨大な事例とともに紹介されていて、非常に元気…
なぜ走るのか 学生時代は、体育の授業はさぼれるだけさぼっているような、だるいとかめんどくさいが口癖の、よくいる怠惰な若者の典型。それが29歳になって、なぜ突然走り出すようになったのか。そしてなぜそれが16年後も続いているのか。いまもって謎です。…
柿は野菜と思うことにした 柿って、特別好きと思ったことないのですが、唐辛子と塩をつけて食べると、ものすごくおいしいと知って、最近凝っています。有本葉子さんがどこかの本で書いていた食べ方です。柿の持っている甘さが、唐辛子と塩によって、すごくあ…
そして毎日やったら! そんなこんなで週1でだらだらやっていたパワーヨガを、毎日やることにした。問答無用でやることに決めた。 そしたら。 そしたら! なんだか爆発的な爽快感がやってきたのである。 始めて2週間くらいが、すごかった。朝はすかっと眼が…
パワーヨガをしたらリフレもスパもいらなくなった ヨガもいいけれどすこし物足りなくて、もっとがっつり運動して、がっつり痩せるようなことがしたい、と思っていたらパワーヨガが流行ってきた。2006年頃の話。あれから10年くらい続けている。ラン同様、その…
自分の体感とセンスで作られた価値観 とまあ、そんなラフな調子で本は進むのですが、でもパンの作り方指導は決してラフではありません。生地の扱い方、様子の味方、判断の仕方、発酵のしくみ等、丁寧なところは限りなく丁寧に書いてくれています。これまでこ…
著者は我道をいく発酵食生活者 “若い頃はいろいろなものをぷくぷくと発酵させてはパン種にして、理科室での実験のようにパン作りを試みていました。どんなものでも、発酵させさえすれば、焼くとそれなりにパンになるものです” というワイルドなパン焼き人が…
パン作りは心によいらしい その昔、エッセイストの岸本葉子さんががんになったとき、その闘病過程のなかで、パン作りを始めたことを書いていた。闘病中だったか、病後だったのかは忘れてしまったが、とにかく気持ちが不安定でしかたなかったとき、夜中に粉を…
朝は4時半に起きます。夏はやや明るいけれど、冬は真っ暗です。 最初のきっかけは、以前飲食店の朝番をしていたから。真っ暗ななか、朝なのに電気をつけて、眠気を振り払って起きるという作業が本当に苦痛でした。そもそも、低血圧で年中鬱っぽくて、「起き…
1971年に生れたので、気がついたら40代もはんばをすぎていました。偏屈なつもりはないのですが、ほとんど毎日ひとりで過ごしています。 ひとりで過ごしてますが、案外楽しくやってます。昨年は長年の友だった鬱病ともさよならしました。ひとりぼっちで、中高…