独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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梅仕事2023③ 壮大な梅干し実験の結果

こなログ

10月31日(火)

20℃

 

チーズ野菜サンド、バジル風味

手抜きだがバジルペーストをのせるとがぜんよくなる。気がする

 ようやく秋を堪能し始めている。空気が乾き、気温が下がり、毎日でも走りたいくらい気持ちがいい。今年の夏は親問題などで文字通り疲労困憊してたのでメタメタだったが、それもいちおう落ち着いて、いつもの書き出すと毎日同じ、な幸福な日々が戻ってきた。秋はいいなー。

 

梅干しも干した

真夏ほどの威力はないので4日干す

 涼しくなって元気が出てきたので…ほんと、露骨に元気になるのだ、涼しくなると…、「やらなければいけないこまかいこと」をいろいろ片付ける。梅干し干しもそのひとつ。6月の梅干し記事にも同じことを書こうと思うけれど、今年は珍しくみんなと同じように真夏に干そう、と取り出しかけたのだが、妙に梅が固くてやめてしまった。長く漬けると柔らかくなる、とか聞いたことないので、今年はそもそも梅のあたりが悪かったのだろうと思うが、もしかして…と思ってやめてしまったのだ。ものすごい真夏日が連続して続いたときだったのだが。

 で、いいかげん干さなければ、ということで再挑戦。やはり固い。しかしあのときよりは柔らかくなってるような気もする…。でもなによりも今年は、「かなーり傷のある梅も漬けてみる」という壮大な実験をしていたのである! 他に悪影響が出ると嫌なので別ポットで。

 

それがこれだ!

 なんということでしょう。傷んでいたことも忘れるような普通なありさまじゃないか。しかもこちらの梅は、ものすごく皮がやわらかいものばかり。これをいつものようにジャムにしていたら、この極上のやわ薄梅干しには会えなかったということか。

 毎年「これくらいの傷ってどうなの…?」と悩んで悩んで悩んで漬けていた。なにしろどこの教本にも「すこしでも傷のある梅は取り除いてください」と書いてあるから。でも数年前から「多少のしみ、ごく小さい傷」の梅は採用していたのだ。それがうまくいったのでよしよし、などと思っていたのではあるが、今年はその先を行った。「これはまずいでしょう?」という程度の傷梅を漬けたらどうなるのだろう、という好奇心が抑えきれず…。いや、去年まではその実験をしようとする頭もはなからなかった。権威に弱いので偉い人が言うことに従いがちなのである…。が、今年突如、「漬けたらどうなるんだろう?」と思い浮かんでしまった。で、「別のポットで漬けてみればいいんだ」とまで。そしたらこんな結果になった。うまくいくとはとても思えず期待値ゼロだったので、この成果にはちょっと感動。なんでもやってみないとね! …あ、でもまだ食べてないんだった…。もう一度梅酢に戻して来年食べたら、また梅干しのページに追加します。