独楽ログ〜こまログ〜

45歳、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証。

映画のフライヤーは捨てません

近頃の、親切すぎる予告編に反対だ

 映画館で観る、近日公開作の予告、あれほど楽しいものって、ちょっとなくないですか? 予告だけ観てると、ほとんどどんな映画も(いや、そうでもないか…)、傑作の予感がする。おいしいところだけつぎはぎして、期待感高めるナレーションが入り、そして、公開は来月…。もっのすごく観たくなる。

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 なので、映画館の楽しみは、本編+予告編なので、予告に15分くらいさいても構わない…などと思っていたのだが、そんなお楽しみにも近頃変化が。ここ数年、1本の予告がすごく長い。そして起承転結の起承転まで丁寧に語り尽くす予告が増えている。昔は起承、なんなら起の部分だけをじゃーん、と見せて、ではお楽しみ!てな感じだったと思うのだが、今って、すごく細かくあらすじ教えてくれるんですよね。誰かと誰かがこうやって知り合ったけど、男にはこんな秘密があって、女にはこんな性癖があって、ある日突然それが誤解されて、誰かが死んで云々。テレビの映画紹介コーナーなども同じだけど、「じゃあもう観なくていいか」と思わざるを得ない予告が多すぎる! 

 映画はなるべく、なんにも情報を入れないで観たい。だって、なるべく驚きたいから。そう考える人って、今は少数派なんでしょうか?

 誰が撮ってて、誰が出演してて、舞台はここ。そんな程度の、え?なになになに!?とわくわくする情報をちょっと欲しいだけなんだけど…。

 

かわりに、新作情報はフライヤーで

  だからもう、映画館の予告編はあんまり観ないようにしてる。そんな話を友人にしたら、

「え? じゃあ、次回作の情報はどうやって得るの?」と聞かれ、「チラシ」と私は答えました。チラシっていうか…フライヤー? チラシって言ったらもう恥ずかしいのかな。ではフライヤーで統一。映画を見終わると、フライヤーの棚に行き、めぼしいものをごっそりもって帰り、電車のなかで次観るものを検討する。これも楽しいのだけど、では観終わったあと、どうするのか。結構大量のフライヤー、捨てるのか。捨てると、観に行くの忘れがちだから大事にとっておく。でもとっておいたことも忘れて、結局、観に行かない。あーあ。

 

そして、そのフライヤーをブックカバーにする!

 そういうことが起こりがちですが、最近、このフライヤーを活用して、ブックカバーにすることにしました。貧乏くさく、かつ、メリット山盛りの素晴らしい活用法です。それは、あとで売りやすいよう、なるべくきれいに本を読むためと、観たい映画を覚えておけるようにと、すでに観てよかった映画を思い出してにまにまするため、そして、フライヤーさんの能力を最大限活かすため。

 厚く丈夫な紙で作られたフライヤーは、ブックカバーとしてなかなか優秀です。実は、近頃ネットで本を買ってばかりいるため、カバーがもらえない、というのが軽い悩みでした。チラシカバー(フライヤーカバーよりゴロがよい)を思いついたとき、これはいろんな方面の悩みを一度に解決する、素晴らしいアイデアなのでは、と自画自賛しました。

  風呂でも本を読むため、防水?くらいのつるつるの紙で作られたカバーはとてもありがたい。そして、毎日眺めていることで、「早く観に行かなくちゃ」と、その作品の存在を脳裏に刻むことができる。すでに観た、そしてとてもよかった映画の場合は、何度も思い出を反芻できて心の健康によい。そして、いつもなら1回、数十秒眺めただけで終わってしまうフライヤーのはかない命を、ブックカバーにすることで、数日~数週間、の充実した長い人生に変えることができる。

  

 なおよいのは、展覧会のフライヤー

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⇧2年くらい使ってるホドラーのカバー。いい絵だ。国立西洋美術館クラーナハ展は終了まであと1か月を切ってしまった。毎日本を眺めては、早くいかないととあせる。

 

 美術館の展覧会のフライヤーも同様です。こちらは大判のことも多いので、ハードカバーに活躍します。…あ、普通のB5(だよね?)の映画フライヤーでハードカバーを包むときは、2枚使います。セロテープで裏から貼ります! これもまた趣あってよいものです。

 展覧会のフライヤーは、いわゆる「名画」「名品」を全面的に打ち出していることが多いので、カバーとしても素敵なものに仕上がることが多いです。写真のフェルディナントホドラーは、あまりにもこの人の絵とこのフライヤーが好きで、一度読み終わっても捨てられず、もう何冊も使いまわして、結構ボロボロになってきました。

 チラシで工作するようになったら、いよいよ本格的なおばさんの始まりかなあ、とも思いますが、まあ、しょうがないね。おばさんだから。

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⇧1枚目の写真、背表紙を広げるとこんなん。「神聖なる一族24人の娘たち」はロシア映画。あまりにもかわいいカバーになってしまった。でも見逃したけど…。ドローンを使ったハイテク泥沼戦争映画、「アイ イン ザ スカイ」はドラマ『ブレイキングバッド』のジェシーが出ている、年内必視作品。これは見逃せない。超おもしろい、と噂です。