独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

MENU

こなログ アボカドトマトトースト+α

2月8日

晴れ

10℃

 

アボカドトマトトースト+α

f:id:camecon:20210209092432j:plain

ローストビーフのソースをかけたけど

 なにか新しいことを試したくて、玉ねぎ醤油ベースのたれをかけてみたが、いまいちであった。なんの増幅効果もなかった。普段はすごくおいしいソースなのだが。

 

替えブラシたて

f:id:camecon:20210209092811j:plain

歯ブラシたてを作った。夫が。

 ソニッケアーの替えブラシをどう収納していいかわからず数年がすぎていた。どう置いてもバラバラして鬱陶しかったのだが、夫がこのほど工夫をしてこのようなスタンドを作った。これはもとはブックマークである。ばらまき用のNY土産として大量に購入し、余っていたのを部屋の片付けをしていたときに見つけたという。下の部分を折り曲げて(素材は金属)、フックにしたという。彼は工夫が好きなのだ。なぜ3本あるのかというと、私は十数年前に歯の矯正をしていて、毎晩リテーナーをつけて寝るのだけれど、それを洗うために古ブラシを使っているから。

 人の生活というのは、このような超個人的な事情が積み上がってできている。

 当たり前のことだけど言ってみたくなった。

 

ドラマ


『グレイス&フランキー』(2015)シーズン2 エピソード5

『俺の家の話』(2020)第二話

 久々の宮藤官九郎ドラマである。しかも長瀬智也はこれを限りに引退らしい! なんということだー。逸材なのに! ああー惜しすぎる。長瀬ならハリウッドでも勝負できると思ってたのに。顔も立派だし、たぶん打たれ強いし(印象)。ここでキメなければ、というときにびしっとキメる力があり、コメディセンスも抜群。そしてなによりもこの人には哀愁がある。だからコメディをやっても感動がある。昔はド下手だった歌も、あるときからうまくなったりしてなにやら底力もすごいし、浜崎あゆみとつきあってた過去もなにやら人柄の良さを感じさせる(?)。最近は加齢によってその立派な顔がいい感じに汚くなって、さらに陰影が深くなった。マスク演技してたって伝わる! ああ、これからが楽しみだ、などと思っていたのに! 誰かー。説得してー。

 そして「プロレスの話らしい」と聞いていた本ドラマ、プロレスとお能の話であった…と思っていたら、なんとそこに介護がからんでいた‼︎ さすがクドカン。今、日本が立ち向かわなければいけない、しかしつらすぎる現実に笑いで突入している。すごすぎる。しかしどんなに笑えても、笑い終わったあとに、はあー………。とため息が出てしまうのは、私が初老が目前に迫った二人暮らし夫婦だからだろう。

 西田敏行は『池中玄太80km』の頃から変わらぬ玄人っぷり(ちょっと嫌味たらしいが)。能の宗家で痴呆気味の老人、という、なんというかやりがいありすぎ、俳優冥利につきる役なのではないだろうか。

 長瀬はプロレスの練習にお能の練習、大変だったろうなあ…。落語とどっちが大変なのだろうか。

 あーあ。さみしい。

 

映画

『THE KITCHEN』

 メリッサ・マッカーシー、エリザベス・モスらが主演した、マフィアの奥さんたちの話。舞台は70年代あたりのニューヨーク、ヘルズキッチン。ときどきご都合主義が出てきて?となったが、おもしろかった。エリザベス・モスの不幸体質な女が素晴らしい。というかエリザベス・モスはいつもいい。メリッサ・マッカーシーは七変化。『ある女性作家の罪と罰』『メリッサ・マッカーシー in the Boss』の主人公と同一人物とはとても思えない。そして見てるとハマってしまう。

『サピエンス全史』下巻 ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 

 各ページ、驚きに満ちている。昨日の衝撃は「人類はつい最近まで「進化する」ということを全く考えていなかった。身の回りのことをあれこれ工夫して改善することはあっても、仕事の道具や医学などが、どんどんよくなるとは全く思っおらず、技術や能力は停滞が当たり前だった。過去に素晴らしいものがあり、自分たちはあれには叶わないという考えだった」(大意)