独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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横尾忠則展と亀戸餃子の日曜(1)

10月3日(日)

晴れ

28℃

横尾忠則展行ってきた

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この絵は好きだ

 この日も素晴らしい晴天。今外に出なくていつ出る、という日曜日である。横尾忠則展に出かけることにした。

 東京都現代美術館。行きたいと思ってただけで行ったことなかった。大きくて感動した。清澄白河という場所もまったく馴染みがないこともあって、なんだか外国の美術館に来たみたいでうれしい。海外旅行気分。

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ここに来ることが目的になりそうな、めちゃくちゃ立派な建物

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庭園。公演に隣接していて、ぬけも素晴らしい



 横尾忠則の絵をいいと思ったことはほとんどないのだが、日曜美術館で今回の展覧会を特集していて、それがすごく面白かったので夫と出かける。Y字路に執着があるらしく、あらゆる街角のY字路を、あらゆるテイストで描いていて、それがとてもよかったのだ。「すっごい絵、うまいんだー」と失礼ながら改めて思い、そして膨大な作品数・大きさに「すっごい描いてるんだー」と、なんというかフツーの、基本的? 素朴? な感想を、しみじみと感じる。

 絵を観て、「素朴な感想」を持つときほど、印象は強い。むかーし20年くらい前、東京国立博物館北斎展を観たときも、「あー、この人全部描くつもりなんだ。なんでもかんで世界のすべてを描くつもりなんだ」と思ってえらい感動した。思えばあの展覧会がおもしろすぎて、美術館通いに真剣に目覚めたのである。それまで、ほとんど興味なかった。世俗的なこと、実利的なことで頭いっぱいだったから。このときからひとりで美術館に通うということを始めて、以来、生活が少しずつ、でもがらりと変わった。「おもしろいこと」が増えた。対照的に社交と買い物が減った。すごく大げさにいうと、人生が変わったのである。

 

館内カフェ「二階のサンドイッチ」のバインミー

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なまえがすてき

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店内もすてき

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日本のサンドイッチってここ数年でものすごい進化したと思う

 具だくさんのバインミーと、生姜しぼりたて、のような痺れのあるうまジンジャーエール。うまかった。どういうわけか朝ごはんを食べなかったので、腹ペコだった。昼前なのでひとつを半分こして、とりあえず空腹をしのぐ。

 

 たらたらと思い出語りをして長くなったので、続きは次回…。年とると話すことが増えて困るなあ。