独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ ハムサンド

10月27日(水)

曇り

18℃

ハムサンド

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ハムサンド、カルピスバターのスライスをたっぷり

セーグルカンパーニュ

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かろうじてふくらんだ感じ

グリストミル50g、セーグルタイプ130 35g、キタノカオリ100g、スローブレッドクラシック65g ホップ酵母38ml、エビアン167ml。寒くなったので夜7時ごろ仕込むと朝4時には一次が終わらない…と思ったら、その次に作ったレーズンパンはあっさり発酵していて慌てたりして、なかなか季節の変わり目は難しい。寝てる間に発酵、ってのがいけないのだとはわかっているのだが。今回は全然発酵してなかった。なので結局ハムサンドを食べれたのは10時30分ごろで、こんなのもうお昼ではないか。

 

『DUNE 砂の惑星』と目白散歩

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お散歩日和の秋の日曜日

来週観ようと狙っていた『DUNE砂の惑星』、池袋のIMAXがすごいらしいと↓の記事で読み、突如、10月24日、日曜日に行くことにする。

rocketnews24.com

 スクリーンの高さが、ビル6階ぶん。すごすぎる。この監督の映画は『ブレードランナー2049』も『メッセージ』も、家で観た瞬間に「あああ、映画館で観るべきだった!」と後悔しており、今度こそスクリーンで、と決めていたのだ。以前タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をタダだと思って(!)IMAXで観てしまい、ブラッド・ピットとデカプリオのすっかりおじさんになった顔をこんなにアップで観る必要ないよなーと思ったのだが、今回はIMAXだろう、と思ってもいた。この記事でIMAXでもいろいろあるのだと知り、自転車を借りて山手線をぐーんと北上して夫と出かける。山手通りは散歩にはむかないが、自転車には最高の道である。

 

 ちなみに、ビル6階ぶんスクリーンだけあって鑑賞料金も高い。2600円。うわ、と思ったが、夫婦どちらかが50歳以上だと2000円にディスカウント。なんと私は50歳である…。年食ってよかったと思った数少ない瞬間だった。

 それでもいつもサービスデーで1200円とかで観ているので、なかなかの出費だ。しかし配信サービスがこんなに流行ってしまうと、映画館はこうやって絶対に家ではできない体験を提供するしか生き残る道はない。私は映画館で映画を観ることに大きな意味を見出すものなので、ここは寄付気分でチケット購入。(なら、2600円で買えよ、とも思うが…)

 

 で、実際たどりつくと、たしかにもうとんでもないスクリーンであった。映画が始まる前から、「このとんでもないIMAX体験が!」みたいな煽りがすごくて、カウントダウンまで行われ、今から自分はなにをするのだろう、みたいな気分に。しかしいかにIMAXの技術がすごかろうと、『DUNE』が壮大な物語であろうと、自分はただ座ってるだけなのよね…。座って、観てるだけ。いや、もちろん「観る」にもかなりの技術が必要なのはわかっているつもりです。

 しかし、そんなことはさておいて、『DUNE』はこの映像で観る価値はあった。驚きのストーリー展開、とかではなかったが、この惑星にいる時間がとても心地よかった。ティモシー・シャラメの眼力は凄まじい。

www.youtube.com

 

 しかし隣の若者カップルが途中から入ってきて視界を遮られたうえ、ずーっとポップコーンをガサガサごそごそいわせて食べ続けていたのはつらかった。どうしても視界のはしに動かし続ける手が入ってしまい、ひたすらガサガサ音がし続けているのである。つらかった。ようやっと静かになったと思ったら、彼女は彼氏によりかかって爆睡。なにしているのだ…と思いつつ、ああ、これこそ若者、とも思う。今の若者にはいろんな意味でいつも同情しているので、その気持を思い出して優しい気持ちを取り戻す。

 

東京カテドラル

 午後は、雑司が谷霊園などを通りつつ、目白まで歩いて散歩。素晴らしい天然芝の目白台運動公園に山(丘?)のなかにある肥後細川庭園、椿山荘と、東京とは思えない美しい緑の街。東京カテドラルも見応えあり。

 しかし椿山荘のカフェでは95%空席なのに「予約でいっぱいです」と断られ(スニーカーだったから?)、そのあとのカフェ1軒めではさんざん入り口でほっとかれたあげく、「2時半でラストオーダーですけど、2時半前からそこに立ってたんですか?」「あのこういう看板だしてるんですけど、ご存知ですか? もう席はご用意できないんです」などと???な対応をされ、二軒目では「飲食は1時間だけ、実際飲食している以外の時間は必ずマスクをしていただきますけどいいですか」と高圧的に言われ、どちらも、じゃ結構です、と辞退したので完全なお茶難民に。

 今、東京はほぼゼロコロナだと思うんですけど、こんなに威圧的に感染対策してるってのは、結局お客さんに来てほしくないってことだよね? 不特定多数の人に喜んでもらいたいと思う人が飲食店をやるのだと思うが、コロナでなにかが変わっちゃったんだろうな。もし本当にお客さんがいなくなったことを悲しみ、もういちど飲食業したいと切望していたら、ああいう対応にはならないだろう。いっときの感染収束かもしれない、でも今は安全だということは様々なデータから明白だ。なら精一杯もてなそう、と思うものでは?

 うちの近所の大人気居酒屋のおやじは、「やっと営業できます。今日もいっぱい予約いただいてます」と聞いてもいないのに話し出して(ランチだった)、普段超絶仏頂面のインド人のその嬉しそうな顔ときたらもう…。目白のカフェの人たちはあれとは全然違った。もう「知らない人」が恐ろしくてしょうがない、という感じ。今回の騒ぎで飲食店がどれだけ被害を被ったか、いちおうわかってるつもりではあるが。悲しいけどしょうがないことなのか。

 

「赤門テラスなゆた』

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テラス席から空海像をのぞむ

 最後にようやくたどりついた椎名町「赤門テラス なゆた」は金剛院の境内あるカフェで、ここのお姉さんにこの日の傷を癒やしてもらいました。ありがとう。

しかも珍しい神社内のカフェ、ということで楽しい体験でもあった。テラス席で風を感じつつコーヒーフロートをいただいて最高に気持ちよい。椿山荘でお茶とケーキに4000円使わずにすんで本当によかった。