独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ ベーコンとピーマンのピザサンド

4月10日(月)

晴れ

22℃

だんだん夏日が近づく…

ベーコンとピーマンのピザサンド

どう撮ればよかったのか?

 いろいろ具を入れたけど、サンドイッチとして見栄えるには相当な量の具を入れないといけない。ちょうどいい量だと、撮ると貧弱。まあ、パンがいい感じにのびてるからいいか。

 

映画

僕はラジオ』(2003)Amazon prime

 堂々感動作、ということでスルーしていたのだが、最近の配信映画に惹かれないので観ることにする。色眼鏡はなるべくはずし。「田舎のアメフト部に、知的障害の黒人の子がまぎれてくる」という超おおざっぱなあらすじだけ知っていて、てっきりこの子がスポーツの天才で、最初いじめられるが大活躍したのでヒーローとなる、という話だと思っていたのだがちょっと違った。学校も行かずに浮浪者同然で町をうろついている男の子が不憫で、アメフト部コーチが彼に雑用をやらせるようにしたのである。練習に誘い、簡単な手伝いをさせ、試合のときは応援させる。「彼に仕事を与えたかった」とコーチ。さらに放課後には読み書きレッスンも行う。もちろんチームメイトは意地悪で、学校側も「あの子はうちの学生じゃありません」と反対してくる…と困難もある。が、いろいろがんばって「よくわからないけど学校の一員」にしてしまい、なんとその後、おじいさんになるまでずっと一員でありつづけたのである。すごい。

 なかなか創作では思いつかないストーリーである。実話だと言われなかったら、観ている人は不信感を抱くのではないだろうか。そんなことある? と。理屈では彼が学校に来ることも部活に参加することもどう考えても通らないが、1976年だし田舎だし、どうにかできたのだろう。とにかくコーチの熱意ですべて押し通す。いちいち、えー? そんなのありか? と思うが、実話です、と冒頭で告げてるし、エンドロールでは実際の人物たちも見せてくれるので、みんな「そうなんだ」と納得する。そして、こんなことも起きるんだなあ、となんとなく希望がわいてもくる。いい話であった。

 ここで知的障害もちのラジオを演っていたキューバン・グッディン・ジュニアはこの前に『ザ・エージェント』(’96)で、軽薄なアメフトのスタープレイヤーを、『ボーインズ・ン・ザ・フッド』(’91)では生真面目で素直な男の子を演じてて、どれもこれも自然ですごい。最近あんまり観ないのだけど元気なのだろうか。コーチ役のエド・ハリスがむちゃくちゃかっこいい。