3月7日(月)
晴れのち曇り
14℃
キャベツ酵母パンケーキ
春キャベツのレンジ蒸しが妙においしくて、パンケーキに入れてみた。
お好み焼きだった。ソーセージも添えたので豚の風味も加わり、ますますお好み焼きに。そういえばお好み焼きソースも甘いしなあ。昨日作ったスパイスふりかけ=デュカも振ってみる。おいしい、おいしい。
夫が50歳
夫の誕生日である。しかも50歳。なんと…半世紀。すごいなあ、よく生きた。出会ってからは30年。ひええ。私たちが仲良くできてるのはすべて夫のおかげ、と複数の人間から証言が出ている。そうなのかもしれない。ありがとう。「そうか、こういう態度でいれば、なににも揺さぶられず、物事をうまくいかせることができるんだな」と山のように学んできたけれど、それを自分もそのまま実行できるかといえば、また別の話なんだよなあ、と思いながら30年たってしまった。最近は橘玲の『スピリチュアルズ』などを読んだせいもあって、「でもこの人と私はまったくまったく違う性質だから」ということですべて片付けるようになってしまった。「あ、こんな場面でこの人はなにも感じないんだ。そうか。なぜならば違うタイプの人間だからね」と納得しちゃうというか。
そんな彼は誕生日だというのに外食の希望もないというので、家でいつものご飯を作る。でもまあ、少し張り切ってフリットや新メニュー、菜の花の白和えなど。味噌汁の具はかなり贅沢な生あおさ。
フリットの衣にカレー粉でもいれようか、と思っていたら忘れて、じゃあ、ということでカレー粉と塩を混ぜたものをちょんちょん、とつけて食べさせたら好評だった。「カレー粉ってこんなにうまかったんだ、って感じ」。
ごはんがおいしいのは幸福の基本である。戦争なんかしてるから、なお身にしみる。
プレゼントとしてオーダーしたパジャマはあと10日くらい来ない…というわけでなんだか普通の日だった。というか、もういちいち騒げないよなあ、誕生日。また老いるのかあ、っていう確認の日だしね。ま、この日に老いるわけではない日々老いているのであるが。
土井先生のこの連載、料理と生活について、やっぱりそうか! と目があく言葉がいっぱい。
本
『チェチェンでなにが起こっているのか』(高文研)林克明、大富亮著
こちらも目があく。いままで無知ですみません、という言葉しか出てこない。無知でも生きてこれちゃうんだなあ、と当たり前のことも思う。