3月3日(木)
曇りのち晴れ
15℃
ひなまつり餃子デー
たまに餃子が食べたくなるのだが、食べてもすぐに作ることは少なく、うーんうーん、と力を溜めないといけない。具をなににするか決め、生地とともに前日に仕込んでおく必要があるから。当時は時間に余裕がないといけないし。
今回もだいぶ前から「そろそろ餃子が…」となっていて、ようやく決行。具はいつも2種類作る。ひとつめはオーソドックスな豚肉、キャベツ(または白菜)、にんにく。この豚肉を自分でミンチにするのが手間なんだよな…。手切りってかなりしんどいので、力がわかないときはフードプロセッサー。でもだいぶ食感が違う。ペースト状がいいのであれば(dancyuにはそれがいい、と書いてあった)いいけど、肉のごろごろ感がほしいなら手切り。しかし今回は面倒だったのクイジナートにまかせた。いつも紫蘇をいれようと思うのに、いつも忘れる。
2つめは、まだ冷凍庫にストックがある生あおさ、えび、れんこん、しょうが。こちらはえびとれんこんがごろんごろんしておいしいのだ。そこにあおさで海の香りとふんわり感をプラスする。我ながら素晴らしい組み合わせではないか…。
さっそく仕込んでおいた生地を4分割し、さらに棒状にして皮を作る。町山智浩の『WOW WOW映画塾』を聴きながら。いつ聴いても町山さんの解説はおもしろい。何本か観たけれど『羊たちの沈黙』もそのなかのひとつで、おお、久しぶりに観たいなと思ったら、U-NEXTしか配信してなかった。あとはDVDレンタルのみ。あら…。観れないとわかるとよけい観たい。
パンと同じ調子で「高水分生地はおいしい」を餃子にあてはめて、何度も痛い目を見ているので(作った皮と皮がくっついてまた塊に戻ってしまい、一からやり直すことになる。どれだけ粉を振っても、だ)、今回はちゃんと粉の半分の水でとどめる。そうするとずいぶんかんたんにできるのだ。といっても、今回は粉600g分なので大変ではあったけれど。きれいには全然できないけど、そこは追求しない。するとつらいから。
蒸したスナップエンドウ、大豆もやしのナムル、野菜のかきたま汁も添えた。うーん。うまい。食べてみないとどっちの具かわからないところも楽しい。焼きは少し浅いが…。ひな祭りとは関係ありません。