5月22日
曇りのち雨
23℃
バターパン
配合
キタノカオリ 250g
ホップ酵母 39ml
エビアン 156ml
塩 5g
砂糖 15g
バター 20g
一次発酵
室温7時pm〜8時pm→30℃8時00分pm〜9時30分pm→室温7時半pm〜4時am→冷蔵庫4時半am〜5時am
復温+ベンチタイム
50分
二次発酵
くるみちゃん(27℃) 90min + オーブン予熱
230℃ 29分
バターパンというか、前回のキタノカオリブールとほぼ同じ配合なのだが、バターをちゃんと入れずに発酵させたら、なんだか不思議なパンになった。油分が生地の結合を阻止しているのがよくわかる感じ。前回、「ちゃんと生地にバターを入れこまなくてもいいらしい」とか書いてみたけれど、やはりそんなわけはなくて、ベタベタと脂の浮いた生地だとまず生地が膨らまず、表面の脂が焼けて焼き色が倍くらい濃くなる。内相も、バターのせいで生地が融合せずになった感じ。
いやー大失敗、と思っていたのだが、いやでも、食べたら結構おいしいではないか。
まず生地表面に浮いたバターのせいで、皮がパイのような感じになった。切ったときの音がパンではなくパイっぽい。で、クラムもなんとなくブリオッシュ的。あえてこうしたのです、とちょっとえらい人に言われたら納得してしまいそうな…。
うーん。名前もよくわからないので、暫定的にバターパン、としてみた。
本
ずっとタイトルだけ知っていて、読まずにいたのだが、実は壮大な本だったのね…。いつもの「最近の日本の働き方事情」的な本だと思っていたが、違った。震災とそのときの国民と政府の対応を見て、「日本人って?」と疑問が湧いた著者が、日本人とはなんだろう、というこのどでかいテーマを、世界史を総ざらいして考えていた。「日本人は世界でもまれにみる、無縁社会=他人を必要としない、孤独が好きな人種だった」など、相変わらず「えー⁉︎」と声が出てしまうようなことが書いてある。