独楽ログ〜こまログ〜

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杉本博司 「本歌取り 東下り」展@松濤美術館

 

 これ、でかけたのは11月初旬なのだが、その後仕事&観光の海外旅行に出かけてしまい、帰ってきたら下書きしたまま放置した本記事を発見、慌てて投稿している。2週間弱の旅行だったけど、行く前がはるか昔のことのようで、記憶が…。

初めての松濤美術館に衝撃

外観から素敵な松濤美術館

これを観に来た

本歌取り」とは、本来、和歌の作成技法のひとつで、有名な古歌(本歌)の一部を意識的に自作に取り入れ、そのうえに新たな時代精神やオリジナリティを加味して歌を作る手法のことです。作者は本歌と向き合い、理解を深めたうえで、本歌取りの決まりごとの中で本歌と比肩する、あるいはそれを超える歌を作ることが求められます」(パンフより)

『時間の間』

このように杉本博司の作品はしっかり意味をとらえて見ないといけない

しかし意味は知らずとも美しい作品もある。
本歌はもちろん、『富嶽三十六景 凱風快晴』

 

 どこもかしこも美しい松濤美術館ですが、いちばん驚いたのは二階のギャラリーの中心にどーんとソファが置かれていること。めっちゃ気持ちよさそうな、そして巨大なソファがあるのですよ。そこに深く身を沈めて作品を眺めることができる。このソファのおかげで、金持ちの友達の家に遊びに来た来たみたいな妙なリラックス感が突如沸き起こる。さらっと通り過ぎていたかもしれない作品を、ぼけっとえんえん眺める、なんてことも起きる。こんなものを中央に置くなんて豪気すぎる。知ってる人には当たり前なのだろうが、私は行くまで知らなかった。

↓このツイート(今はポストっていうのか…)の写真にソファの写真載ってます。なぜか画面が出てこないのだが。

 知ってる人には当たり前なのだろうが、私は行くまで知らなかった。

 

 ↓この美術館が、いかに建築作品として素敵か、解説。この展覧会、行こうとして行けなかったのよね…。

www.artagenda.jp

 

で、この日の朝食。
ベーコンとパンを焼いて、赤ピーマンと削ったチーズを散らす