独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

MENU

イチからバーガーランチ

気合入れて久々にハンバーガーつくる

あるもの全部はさんでみた。どう食べるのかはまた別の話

 ハンバーグはもう20年くらい食べてないけど、ハンバーガーは定期的に食べたくなる。しかも猛烈に。なんでだろうとよく考えるのだが、多分パテに牛肉以外何もはいっていないところが好きなのだと思う。日頃あれほど玉ねぎを活用しているくせに、ハンバーグに入っているのがあまり好きではない。そして肉以外のもの、パン粉とか卵とかが入っているのもいまいちだ。牛100%、あとは塩だけ、がいい。

 ハンバーガー熱が高まって、さらに元気があるとパンから作って自家製バーガーにチャレンジする。牛肉が安い日に少しずつ買いだめて冷凍しておくところから準備が始まるので、なかなか長い期間が必要である。

まずはバンズから

今回は珍しく簡単に焼けた。大きいのがバーガー用。

 ハンバーガー作りが妙に億劫なのは、このバンズ作りが苦手だからである。気合入れて準備した朝、パンがうまく焼けてなくて計画が〜というのが何度かあったので。

 バンズっていうかつまり我が家の場合は丸パンなわけで、丸パンといえばパンビギナーが最初に作るものなのだが、なぜ苦手なのか…。それは「いつも二次発酵が思うように膨らまず、どこでオーブンに入れていいかわからない」から。

 プルマン(食パン)だと「型の8〜9割まで膨らんだら」とわかりやすい目安があり、そしてだいたい思った通りに膨らむのだが、丸パンだとそれがなく、「このくらい? 最初どのくらいだったっけ?」となってしまう。生地をさわってみて…というのもやるのだけど、プルマンよりも全然加水が少ない丸パンは、固くて当たり前となり、これもいまいち確信が持てない。いつも「このくらいは膨らんでほしい」というとこまでいかずに90分とか立ってしまい、延長しても変わらず、しぶしぶ焼いて、まあそれなりのものができる。

 おいしいけど、なんだか重い。天然酵母だから当たり前か? バターたっぷり入れてるから当たり前か? この重さがいいのか? それとも本当はもっと膨らむはずなの? とわからないまま10数年…。

 苦手意識が消えないまま、この日も焼いたけど、なぜかいい感じに膨らんで焼けた。よかった………。なんでかわからないけどよかった。

 

では粛々と野菜を切りパテを焼く 

 バーガーに何を挟むか、も重要だ。家で作るなら外食では叶わない個人的なものが入れられる。わたしは(写真にはうつってないけども)クレソンが大好きなのでレタスと共にクレソンも必ず用意する。で、赤玉ねぎ、トマト(焼くこともある)、刻んだピクルスたっぷり。いい熟れぐあいのアボカドがあればいいけど、ないことが多い。今日もなかった。あと、マヨネーズ。外で食べると「マヨネーズなしで」と言うのをときどき忘れて「しまった」ということがあるのだが、家だとその心配がない。家族は投げやりにマヨネーズを渡して、好きにしてくださいと言う。

 焼き野菜は、マッシュルームソテー。オーブンでベイクドポテト。芋を揚げる元気がなかった…。あ、あと作り置きしてあったローストパプリカのマリネもあった。皮が真っ黒になるまで焼いて、皮剥いて、とろとろになってるところを適当に切って、シャンパンビネガーとオリーブオイルと塩少々でマリネ。これはけっこう味を左右する。すごくおいしいから。

 で、パテ。粗挽きが好きだけど、半分はよくこねた。「ハンバーグや肉団子をよくこねるのは、こねないと肉汁が出てしまうから」という記述を読んだので…。パテは肉と塩だけ。これが大事。肉に脂身が少ないときは牛脂を入れるけど、今回はたぶん入れなくてよさそうだ。元気があると手切りで薄切り肉をひき肉にするけど(これって本当に面倒くさい。でもおいしいんだよな…)、夏バテ中なのでクイジナートでひき肉に。半分入れて白くなるまで練ったら、残りを入れてざっくり回す。肉が冷たいうちにこねて成型して焼く。焼けたらチーズを載せて熱で溶かす。

 

できました!
明宝レディースのトマトケチャップをつけて召し上がれ! 

 バーガーを組み立てるのがしんどすぎるので、各自でやってもらうことにしました。私のやつは一枚目の写真の通り。夫と姪っ子が肉を目の前にしてにこにこと笑っています。全世界に公開したいほどいい笑顔をしているのですが、やめときます…。あ、味。超おいしかったです。