毎回ぎっしり書かなくてもいいよね…と気づいた
あまりにも長い間旅行記を書き続けてきたので、終わったら何を書いていいかわからなくなりました。旅行記を書いてる間は、あれも書きたい、これも書きたい、なのに旅行記が終わらないから書けない…とか思っていたはずなのに、いざ終わると、どのねたも、わざわざ書くほどのことだろうか?などと思えてきて…。
だが、なにも毎回五千字、六千字と書かなきゃいけないわけじゃないのだ、とはたと気づいた。みんなもっとゆるく書いているではないか、と。なので、私もたまにはそうしてみよう。
というわけで、自分のなかでブームが再燃した京番茶について書きます。
一時期京都行きにはまっていたとき、あちこちの飲食店でこのきついほど香ばしいお茶が出てきて、なんだろうこれ、すごくおいしい…と感激し、聞いてみたら、それは京番茶だったのでした。
玉露のあまり葉が京番茶になるらし
一保堂のHPによると、
玉露や甜茶(字が違うのだが変換できない…抹茶の原料になるお茶)の畑で、茶摘みのあとに残った、大きく成長した葉を、枝や茎ごと蒸し、もまずにそのまま乾燥させ出荷直前まで保存。時期がきたら鉄板の上で3分炒ると、このお茶ができるのだそうな。だから京番茶、またはいり番茶、と呼ばれる。
さらに、
いり番茶は「京番茶」とも呼ばれ、京都では普段使いのお茶として最も親しまれているお茶です。ほうじ茶とは趣の異なる独特の香ばしさやさっぱりとした味わいが特徴です。でも、いり番茶になじみのない型には「焚き火臭い」「タバコ臭い」と感じられることも。含まれるカフェインやタンニンの量も少なく、昔から京都では、とくに赤ちゃんや病気の方に良いお茶と伝えられています。
とも書いてある。そうそう、「焚き火臭い」のです! これがたまらない。「タバコ臭い」とは思わないけれど…。まあでも、人を選ぶ味かもしれない。
なんでも手に入るはずの東京で、こんなの見たことないし、買おうと思っても売ってない…と思っていたら、紀ノ国屋でようやく発見。一時期狂ったように飲んでいたけれど、ブームも過ぎていつのまにか忘れていた。今年になってふと思い出してまた買ってみたら、やっぱりおいしいなあ!ということで、毎日夢中で飲んでいる。すぐ夢中になるのだ…。
茶葉はほぼ枯葉。結構インパクトある。大きな大きな紙袋に入って800円、というのもかなりお安い。紅茶なんかに比べて大量に使うのだけど、それでもこの量は、毎日がぶがぶ飲んでも2~3か月もってしまう。
↑大きさを実感してもらうため、目薬を置いてみた。
今回、またハマりなおしたのは、ストレートで飲むのもおいしいけど、ミルクを入れるとなおいっそうおいしいのだ! と発見したから。寝る前や、なんとなく甘いものが欲しいけど食べることはできないという状況で、ミルクティーはかなり助けになる、ということでよく飲んでいたのだけど、紅茶より京番茶のほうがおいしい。この焚火臭さがミルクで中和されて、なんともいい香り。
お気に入りの牛乳も出しちゃおう。その名も「種子島牛乳」。種子島でとれるのだ。スーパー三徳でしか見たことない。1リットル340円くらいするので高いのだけど、しょっちゅう賞味期限が迫って3割引になる。これはすごくおいしい牛乳です。ノンホモジナイズでも低温殺菌でもないけど、そのどちらの牛乳よりもおいしい。三徳はおもしろい牛乳がいっぱい揃ってて、楽しいスーパーです。
ローゼンダールのOPUSというキャニスターにうつしてみた。1.8リットル容器にぱんぱんに入れても、まだ紙袋には2/3残ってる…。すごい量だ…。ガラス容器に入れると、この枯葉もなんだかすごく素敵に見える。まあ、本当は完全遮光すべきなのだろうが…。
このキャニスターも大きいけど、ポットもでかい。まさに土瓶といった大きさで、見た目にはこの二回りくらい小さいほうが美しいけど、お茶をがぶがぶ飲める大きなポットというのが第一命題だったので、しかたない。アラビアのGA3、ウラ・プロコッペデザイン。
GW、ギックリ腰がなおらず、漫画ばかり読んでいたけれど、この棚(っても、この写真じゃなんだかさっぱりわからないな…)にいろいろ載っていたものを降ろしてきれいにしたのは、唯一の成果。ここにローゼンダールを置いてみよう。右の真っ暗なやつは、レーズンのラム酒漬け。
では、今日はゆるくこれで終わり。