独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ カレープレート

 

11月6日(土)

晴れ

20℃

 

カレープレート

 

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ミーレでトースト、熱風グリル200℃ 3段 4分

 鶏むね&ももをミンチにして、キーマカレー風…と思っていたが、どんどん野菜が増えて、あげくムングダール(豆)まで入れたので、なんか野菜カレーになった。しかしイタリアンのようににんじん・たまねぎ・セロリを加えたせいか西洋風の味わいに。そのほかはしめじ、ピーマン。すごくおいしい。そしてむね肉多めだからか、軽い。ご飯でも美味しいけれど、パンで食べたい気がしたので朝ごはんにする。

 

ベランダごはん

 天気がいいのでベランダで食べよう、と夫が支度したので座ってみたけど、ものすごい日差しでつらかった…。しかしごはんはおいしかった。タンドリーチキンはミーレでどう焼けばいいのか探り中。熱風グリル、基準温度200℃、3段、15分+余熱で350gの肉がちゃんと焼ける(焦げ目がつく+中まで火が通る)のはすごいのだが、サイドの玉ねぎはとろとろにならなかった。残念。オイルをかけて焼けばもっと火通りよかったのかもしれぬ。こういうところで手を抜くと露骨に結果が変わるのよね…。ま、オイルかけても足りなかったかもしれないが。

 

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サラダの具がない、と思ったらサルサ発見。具、兼ドレッシングに

 最近凝っているのが、にんにくオイルベースで野菜だけのパスタとタンドリーチキンという組み合わせで、パスタ単体でもおいしいが、味変としてときどきチキンとソースをパスタにからめて食べてもいい、という食べ方である。

 この日の野菜はセロリ、トマト、ピーマン、エリンギ、でいい感じに火が入ったところで「やっぱりカリフラワーも入れよう」となって、しかしこれは硬い野菜なのでいつもの3倍くらいえんえんとソテーしてしまった。見た目的には縮んでしまい全然美しくなく、トマトもほとんどつぶれてソースになっている。あちゃー、と思ったのだけど、食べたらはっとするほどおいしい。

 最近セロリをただソテーするとめっちゃうまい、ということに目覚めてもいて、だからこの日も加えたのだが、このおいしさがセロリパワーなのか、炒めすぎパワーによるものなのかは不明。どっちもかな。いや、潰れたトマト効果か?

 さらにサラダも、サニーレタスを買ったはいいが(チキンと食べたかった)、いまいち具がないなーと思っていたらサルサが残っていたのを発見して、全部かけたらドレッシングとして超優秀だった。使えるなあ、サルサ

 海苔はうちでは「いつ、いかなる料理、いかなる状況でも許可なく加えていい唯一の食材」ということになっていて、つまり、加えるとどんな料理でもいきなりおいしくなる。で、とくにサラダに加えるのが好き。ここにさらに炒ったピーカンナッツの砕いたものがあったりすると最高。

 

 今年の水瓶座はものすごいことになるはずなのに、結局、元気だったのは2月までで、友人は去り、親とはけんかし、あげくに更年期障害と激しい夏バテ、とただただ疲れただけでもう11月。星占いはやはり若者向けなのか。

 そういう低空飛行のなかで大事なのはなににも期待せず、毎日小さく楽しく生きること。なにもないけどご飯だけはおいしく作ろう、というのが最近のテーマである。丁寧に切る。面倒くさいけどやったほうがいい工程を見極めて、そこは手を抜かない。というふたつを守るだけで成功率がだいぶあがった気がする。「今日のごはんはおいしかった」という実感だけが日々を支えている。

 

映画

『31年めの夫婦げんか』

www.youtube.com

 倦怠期ばりばりの夫婦がいかに再び仲良くなるのか、といういかにも、なロマンチック・コメディ。メリル・ストリープがふわふわーっとした夢見る主婦を相変わらず完璧に演じている。トミー・リー・ジョーンズも融通のきかない枯れたごくありふれたおっさん役を猛烈なリアリティで演じてて、困った。本当に電車のなかにいるおっさんみたいなのだ。で、カウンセラー役がスティーヴ・カレルで、まだ大ブレイク(してるよね?)前だからか、いやこの人はなんにでもなれるからか、ロボット風のキャラクターをいい感じに演じている。予定調和ならすぐ観るのやめようと思ってたけど、意外におもしろくて最後まで観てしまった。

 このなかで奥さん(メリル・ストリープ)が、「なんでそんなに大金払って必死になって夫婦仲を修復しようとするのか、別に仲が悪いわけじゃないんだからこのままでいいだろう?」という夫に、「人生は楽しみにするものが必要でしょう。もっと仲よくなりたい、もっと楽しみたい、そういう先のことに期待するなにかが。私はまだそれを諦めたくないだけよ」と言っていて(大意)、それはまったくその通り、と思って納得してしまった。

 中高年以降は、これから先はすべてが朽ちていく下り坂。いつかいいことがあるはず!という昔は当たり前に思っていた希望は、もうほとんどない。では、そのなかでどうやって鬱にならずに生きていくのか? …ということをよく考えるもので…。ほんと、みなさんどうしているんだろうか。

 しかしこんなありきたりな老夫婦のありきたりな悩みを解決する作品を、ちゃんとエンタメとして成立させてしまうのがアメリカ映画のすごいところである。だって、若い人はお金払って観に行かないよね、これ? でも観たらおもしろいんだからなあ。

 

運動

夕方、ランニング。走るのがうれしくなる貴重な秋。