作ることでだるさをふっとばす
夏バテ解消クッキングと書くと、食べると元気になるものを作る、と解釈されそうだけれど、今回は猛烈に作ることで元気を取り戻す、というもの。起きたものの暑さによる不眠などで”だる…”となってどうにもならなかったので、無理やり身体を動かして逆に元気になろうと、がむしゃらにごはんを作ろうと思った。メニューはとくに夏バテとは関係ないです。手もとにあった野菜で思いついたもの、食べたくなったものを作った。
というわけで、別になんの発見もオチもない、ただ「ご飯一生懸命作ったよ」記事です。
まずはオオゼキに買い出し。今日は魚だ! とだけ考えて売り場へ。天然ぶりが安かったので購入。…っつっても最近の魚売り場の値段には驚くばかりなのだが…。さらに大好物でたまーにしか入荷しないメヒカリを発見したので、数ヶ月前の倍くらいの値段だったけど購入。これは明日食べる。そのために今日下拵えしておかないといけないので、これもタスクになった。豚肉も安かったので買い置きとしても購入。野菜はけっこうあるのできのこときゅうりくらい。
帰り道、”すること”の手順を整理。
●ぶりに塩ふる。
●きゅうりの塩もみ(キャベツは出かける前にしてあった)
●買ってきた肉を小分けして冷凍
●これから使う野菜(トマト、ズッキーニ、にんにく、マッシュルーム、セロリ)を切る
●メヒカリの鱗、頭、おなかを取り、ピチットで包んで脱水処理
●パスタのお湯沸かす
手順の最初できゅうりを切って塩をして、水を出してる間に野菜を切り肉を片付け魚の処理。パスタのお湯はいつ沸かしていいかわからない。いつも早めに沸かしすぎてソースが追いつかず、無駄に沸騰させ続けてしまう…。今回はやはりメヒカリの処理に時間がかかったので、なおさらとっとと沸いてしまって困る。ただでさえ暑いのに…。
1日め ブリのバルサミコソテー、野菜パスタ、キャベツのマリネ
キャベツときゅうりののスパイスマリネ
まず副菜から片付ける。塩もみしたキャベツ&きゅうりに、ガーリック&マスタードオイルをじゅっとかけたもの。酸味はシェリービネガー。キャベツ半玉くらい軽くなくなるほどの好物。
にんにくとマスタードをオリーブオイルで揚げて、オイル作り。
ぶりのバルサミコソテーと野菜パスタをひとつのフライパンで
まず野菜だけでパスタのオイルソースを作る。で、フライパンひとつですませたかったので、野菜を一部残してパスタをあえてしまう。皿に盛る。その後同じフライパンでぶりをソテー。一部残した野菜もすみっこに載せる。料理作法としておおいに間違ってるのだろうが、もういい。とにかくがむしゃらに作ることが大事なので。
ぶりはは醤油&バルサミコで鉄板の味付け。これ、おいしくなかったことがない組み合わせなのだけど、パスタもこの味にしてしまうと飽きるかなあと思い、あえてパスタは先に作って野菜のうまみで食べる。食べながらときどきぶりをパスタに載せて、味変。これがなかなか大正解だった。醤油バルサミコ、うますぎる。
だからぶりに添えた野菜は、パスタの野菜とは違う味なのだね。おいしくできて元気が出た。
2日め メヒカリのフリット
翌日は「今日はメヒカリを揚げる!」と思いながら起きた。それくらいおいしいのだ。深海魚なので見た目はかなり気持ち悪く、下ごしらえもつらいものがあるが、しかしそれを補ってあまりあるうまさである。口に入れたときのあの”ふわっ!”という感触がたまらない。臭みなんかも全然ない。深海魚だから? 小さいから? 前回買ったときの倍近い値段”と書いたけど、そもそもがものすごく安い魚でもある。ふたりでたっぷり食べる量でも250円だった。今回は500円弱。
”でかくなりすぎたオクラはおいしくない”という固定観念のせいと思われる。しかし「通常と同じようにやわらかい」と書いてあるので信じてみた。
オクラは左上。縦半分に割って揚げた。たしかにやわらかくなかのとろっとした種などの食感が最高。そばはご覧の通り茹ですぎ。全部食べたけど。
二日間の猛烈クッキングのおかげで元気でた。だるさは消滅。料理はスポーツである。まあでもほんとに参ってると食欲がまったくなくなってしまうので、そこそこ元気だったのだろう。なんのオチもない料理闘争記でした。ご精読ありがとうございます。
この勢いを借りて午後はベランダ掃除、そして来るべきインボイス&消費税帳簿のつけかた本、前回挫折したけど再読して頭に入れた。えらいぞ自分!
ついでに
こなログ
9月11日(月)
曇り
33℃
アボカドチーズサンド
パンはフォカッチャ。なんだか予想外においしかった。アボカドに変色防止のレモンをたっぷり振ったのもよかったのか。ドライトマトもアクセントになったのか。またちゃんと作ってみたい。