8月8日(火)
36℃
晴れ
夫が「タイトルに”こなログ”って入れるのやめたら? というので、やめてみます。昨日、「かき揚げ」記事をはてなさんに取り上げていただいて、おかげでたくさんアクセスしていただきました。ありがとうございます! でもはてなさんがつけてくれた見出し、「大きな鍋ももういらない」は誤りです! ぶきっちょさんは天ぷらは大きななべで揚げるべきなのです!
ガスパチョプレート
久々にガスパチョ作ってみる。数年前とても凝って、高糖度トマトや高級トマトジュースを使ったり、昆布だのパイナップルだのあれこれ入れてみたのだけど、どうもいつおいまいちで、たどりついた結論が「きゅうりは絶対入れる。でもほんのわずかでいい」だった。
あと、たぶんトマトジュースより生がいい。果物ジュースと同じく、生とそうでないものの差は限りなく大きい。たとえかなりの高級ジュースでも、生がいいと思います。トマトはミニ〜ミディの小さくて濃いやつ。フルーツトマトならなおおいしいかも、だが高いので我が家にはフルーツトマトを買う習慣がない…。
その基本をふまえつつ、アクロバティックな材料は今回は入れず、danchuのレシピを見て基本に忠実につくる。パンを入れることは、私が思っていたより全然大事らしい。トマトとちぎったパンを数時間じっくり浸す。その後ミルサーでとろとろに。ほかの野菜もミルサーして、シェリービネガー、オリーブオイル、レモン塩を入れて混ぜる。
おいしくできた。あっさりと。数年前のあの格闘はなんだったのだろうか。
ガスパチョの学び
こういうことが多い。できない、できない、どうしてーとしばらく悪戦苦闘して、いまいちなまま終わってしまい、数ヶ月〜数年忘れていて、ふともう一回やってみるとあっさりできている、ということ。パン作りでも多い。なんだろう。睡眠学習というか忘却学習なのかな。ポイントは、数年たったときに「あれ、やってみようかな。なんかできる気がする。できなくても、まいいか」みたいなマインドになっていること。こうなっているとだいたい成功するのである。うまくいきそうな気がするし、実際うまくいく。気持ちがフラットになってるのが大事なのだろうか。逆に、「どうしてー! どうしてなのー!」と騒いでいるときには成功しない、まず絶対に、ということでもある…。
と、学んだので、なにかがうまくいかなくても「まあいい」と、とりあえず放置することにしている。で、気が向いたら再開する。これが自分に向いたやり方な気がするのだが、問題はそうしているうちにどんどん年を取っている、ということである…。45歳でバゲットと格闘し戦いつかれて放置し、49歳で再開、やった! ついに成功! でももう40代終わりかけ…みたいな感じで、なんつーかもう、このメソッドではのんびりすぎてあれもこれも間に合わないです。このサイクルを十代の頃から繰り返していれば話は違ったのだろう。いろいろモノになったのかもしれない。しかし私はかなり未熟者でいろんなことに気がつくのが遅かったので、若い頃は仕事して買い物して社交して、で日々が終わっていた。
人の味覚
余談なのだが、「きゅうりは少量で」。これは今思うと、これは私がきゅうりとかすいかの青臭さが苦手だからと思われる。きゅうりは大好きで夏は欠かさないほどだけど、塩もみしてないと嫌です。すいかは、みんなが大好きだからこれまで何度も食べてきたけど、食べるたびに嫌いになります。どーしても好きになれない。
最近、人の味覚は人それぞれで、ある成分をまずいと感じる・感じないには科学的理由がある、という記事を読んだ。口中になんとかいう成分がある人はシャンツァイを臭いと思うし、ない人はおいしく感じる…的な。だからつまりなにかをおいしいと感じるのは、本当に本当に人それぞれで、なんとなく「あの味がわからないなんてわかってないね」という昔からあるアレ、本当にただの偏見らしいです。その人にとってまずいならまずい。というわけで、私はウリ類の、とくにスイカの青臭さに耐えられない。真夏にみんな、本当においしそうに冷やしたスイカを食べるので、うらやましいことこのうえないのだけれど。
セーグルカンパーニュ
このレシピを参考にしました。↓
一応過去記事リンク張ってみる。でも写真が消えてるんです。ごめんなさい。なぜ? 昔すぎるから?