独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

MENU

こなログ はちみつバタートースト

9月29日(木)

くもり

27℃

 

はちみつバタートースト

たまには甘い朝ごはん

meat.meet(ミートドットミート)(中野新橋

一番高いサーロイン定食2400円。
思わず、わーすごい、と声をあげてしまった。

 東京の盲腸と言われる、多くの人がどこにあるのかわからない、しかし新宿まで徒歩圏の街でランチ。我が家の外食リスト店に入っている鉄板焼のお店である。私たちはここ数年「ひとりオーナー飲食店」を開発、通うのに凝っていて、ここもそのひとつ。高い牛肉を焼いてくれる店だが、居酒屋のようにこまごまとしたサイドディッシュも充実、しかもハーフサイズまで頼めてしまうのでリーズナブルだ。元スナックのようなカウンターだけの店で、薄暗い店内、おいしい皿が次々と出てきて居心地も抜群。

 オーナー(マスター? 大将?)は神奈川県から車で通ってるそうな。衝撃。木〜土のみランチがあるのだが、このときは前の晩から店に泊まってるとな…。衝撃!! 基本ひとりで、たまにお手伝いの方がやってくるのだが、このこまごまとした料理を支度し、作り、飲み物の世話までして、ものすごい仕事量だ。ひとりオーナーはみんなすごい仕事量で、その技を見学するのも楽しみのひとつなのだが、みんな「おいしいものを提供するのが好き」という一点に支えられてるようだ。これを情熱といわずなにをいうのか。エネルギーが枯渇していく中高年からすると、ただただ「すごいなあ…」と感心し口をもぐもぐさせるのみ。

 meat.meetは「おいしいものを惜しみなく」精神が随所にあふれていて、とくに感動する。アイスティーからお通し、小さなおつまみなどすべて気が利いてるし、おいしい。手を抜こうと思えば抜けると思うのだが、逆に手をかけてる。サービス精神の塊のようなお店で、こういう塊じゃないと飲食店、できないよなあ……。丸ノ内線の中野周辺は盲腸なだけに、おいしい店が地味な店構えで、リーズナブルな価格でやってることが多い。Googleのおかげで、通りすがっただけでは決して入らないような店が実はめちゃくちゃおいしいということが一目瞭然になった。住み始めて約10年、いい街だーと再実感している。