3月22日（水）
晴れ
24℃
カレートースト
カレーにチーズ、には不賛成なのだがトーストのときは別。なぜだろう
ドラマ
『ベター・コール・ソウル』（2015）Netflix
ついに完結してしまった。年明けから毎晩1本、第一話から見直して臨んだ最終シーズン。お調子者で人たらしの詐欺師がいつのまにか良心のかけらもないただの犯罪者になってしまう道行き（＝Breaking Bad）を見守り、親ドラマ『ブレイキング・バッド』の成り行きなども思い出しつつ、この人はどれだけ痛ましく哀しい結末を迎えるのだろうか、と覚悟していたら、なんと最後はラブストーリーとして終わったのだった…。衝撃。これこそ衝撃のエンディングである。せつなすぎる。痛ましくなんて全然なかった。「どうやって終わるのか」と、結末を何パターンかシュミレーションしていたのにも関わらず、この展開は微塵も予想できなかった未熟者です。
観終わって数日間は、頭がぐらんぐらんしていた。
当然、撮影秘話や関係者インタビューが読みたくてたまらないので、あちらのエンタメマガジン、『Weekly Entertainment』の記事を見つけて読み始める。ショーランナーから主要キャストからすべてのインタビューが載っていて、熱い解析も載っていてありがたいのだが、何しろ長い。いつも英字新聞を読んでて不思議なのが、記事の長さである。なぜこんなに書くのか？ みんなこれ、全部読んでるのか？ WSJなどは日本語に訳してもくれているのだが、それらはだいたいつも1/3に省略されている。つまり、日本人はこんなに読まねえよ、ということなのだろうと解釈している。記者の労力、読者の労力、共にものすごい量が要求されるのだが、こういうところがアメリカの底力なのかなあ。あちらに旅行すると飲食店でのみんなの熱いしゃべりっぷり、飲みっぷり、食べっぷりを見ると同じことを思うのだが、要は気力・体力があまりにも違うというか…。いやほんと、あちらの新聞を毎朝きっちりかなり読み込んでる人の話が聞きたいです。いつ、どのようにこなしているのか。
それはともかく、記事は長くかつ充実しているので少しずつ読んでいる。
