独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ 5年ぶりのいちごあずきロール、梅サーディントースト

3月31日(金)

曇り

20℃

3月も終わり…

いちごあずきロール

割れちゃったけどね…こうやって撮ればあまり目立たない

 数年ぶり…たぶんもう4年は作ってない、もしかして5年かも、というロールケーキを作ることにする。花粉と陽気で眠くてだるくて、と毎日ブツブツ言ってるわりにはアクティブだなあ、と我ながら不思議だ。オオゼキでまたもあまおうが安売りしてたのと、小豆を炊いたものが家にある、というのが大きかった。売り場であまおうを見て突如「ロールケーキ作ろう!」と稲妻が。「作れんのー? 面倒だよー」というもうひとりの自分の声と闘いつつ、生クリームも購入。作る、作るのだ!

 しかし、ロールケーキってのはすごくリスキーである。生地がちゃんと膨らむ確率もパウンドケーキより全然低いし、巻くときに割れまくるリスクもある。賞味期限が3日しかないし、クリームだの果物だのストックではまかなえない生物材料も多い。よほど気合いれないと作る気になれないものなのだ。しかももう5年近く焼いてない。     昔、喫茶店でバイトしてたときは毎日のように焼いていて定番のつもりでいた。生地は津田陽子さんのレシピなのだが、自分で間違いなくちゃんと焼けるよう細かく調整して調整して、「もう片目でだって作れます」までに到達したつもりだった。だったのだが、5年焼いてなきゃそら忘れるわなあ…。

 しかし私は偉かった。そういうときのために、当時は「脳に刻まれてるから書くまでもない」くらいに思っていた、細かい自分なりのレシピと注意書きを、あるとき一念発起してきれいに清書したのだ(手書きで…)。本当に当時の自分を褒めたいと思った。焼いたあと、よぶんな水分を吸わせるために紙を敷いた木のまな板に取り出して、15分冷ましてからひっくり返してから紙をはがす…とか、苦肉の策で編み出した”割れない生地”の手順が全部書いてある。すごい自分。

 それでも書き足りなかったけど。このケーキの卵白は手で泡立てるのだが、書いてないからハンドミキサーでやりかけてしまった。「のらりくらり泡立てる」とか書いてあって、?だったのだが、途中で”あ、そうだ、これってマシンじゃないんだ”と突然記憶が鮮明になる…といったことがあちこちで起こった。それで「注意深く注意深く…」と、脳の記憶のひきだしを全部開けつつ、ノートもすみずみまで見つつ、とにかくおっかなびっくり進める。

いちごとクリームと小豆の適量が全く思い出せない
 とりあえずクリームは150ml泡立て、あとから足して結局1パック(200ml)全部使う

 なんとか生地は満足いくように焼けたけど、その後も問題だった。永遠に忘れないくらい作ってたケーキは違うクリームで、このいちごあずきを作ったのは数回程度。なので必要なクリームの分量も、同じくいちごの切り方も分量ものせる位置も、あんこも同様に、全然見当がつかない。うーんうーん、と悩みつつどうにか載せて、えいやっと巻いた。

 そして巻くときのこつをすっかり忘れていたため、割れた。生地の下から2cm,と3cmあたりに切り込みを入れることは覚えていたが、最初の一巻きのあとは手で巻き込むのではなく、下に敷いた紙を動かしてふんわり巻くのが割れないこつだったのだ。すっかり忘れて「えー、割れそうだなあ、でも仕方ない」と手でぎゅっと巻き込んで、見事に割れた。手は覚えていなかったのだ。皮が上になる表巻(と言うんだっけ?)はとりわけ割れやすい。でもまあいいや、プレゼントじゃないから。このあと紙で巻いてぎゅーっと保型すれば、どうにかなる。とにかく生地がすばらしい状態だったので、あとはもうすべていいことにする。いちおう成功。

超〜おいしかった。感動

 むちっとして、それでいてしっかり厚みが出るまで膨らんだ素晴らしい生地。自画自賛

梅サーディントースト、ブロッコリ入

栄養を考えてブロッコリを入れた

 朝はサーディントースト。蒸しブロッコリがあったので、小さくちぎってちらす。最近、パンが大きく焼けるため、いつもの皿からはみ出しそうだ。うれしい。