8月10日(木)
晴れ
34℃
台風の影響で暑いうえにとんでもない湿気。すべての気力体力が奪われ、いつものタスクを行うのに1.3倍くらいかかる。なのに、ホップ酵母の仕込み、ジンジャーシロップの仕込み、サニーレタスの始末(洗ってちぎって水切りして今日食べないぶんは真空容器に入れる)などの、誰にも頼まれてないけどやらねばならぬ用事がたくさんあり、げんなり…。わたしの2023年のお盆。(←あ、これは8月13日の話)
「すごいグラノーラ」を焼く
毎朝食べているグラノーラが尽きたので焼かないと。完全になくなってから焼くという手順でないと、せっかく焼きたてがあるのに古いものを食べなければならないということになる。なので「なくなった! 絶対今日焼かないと」と、どきどきしながら1日過ごす。目につくところに空になったグラノーラのボトルを置いておくなどして、注意喚起。
「すごいグラノーラ」という名前なのは、10年かけて改良した結果、誰かにあげると異様に喜ばれるからである。おいしいのだ…ふふふ。
以前も書いたのだけどはるか昔だし、なんなら写真が消えていそうな気がするので、また書いてみる。
10年かけて結局、材料はどんどんシンプルになった。以前はかぼちゃの種だのひまわりの種だのポン菓子だの各種ナッツなどかなりいろいろ入れていた。でも結局、骨格になるアーモンドスライスとオートミールがあればよく、さらにピーカンナッツを入れると「すごい」味になるとわかったので、あとはカット。ピスタチオもあると望ましいけど、なにしろ高いのでこれもカット。海外旅行などで安く買えたときだけ入れる。あとは全粒粉。キタノカオリの石臼挽きを使っている。
これに牛乳、米油、メープルシロップ、きび砂糖を混ぜた液体を入れて混ぜる。
粉が入ったちょっとクランチクッキーみたいなグラノーラが作りたくて探したら、この本がそれっぽかったので。だんだんアレンジが進んでだいぶ我流になってしまっているが、液体の量は守っている。
味の要になるのはクローブ、シナモン、塩少々。たまにナツメグなども入れる。前のブログにも書いたけれど、このクローブの香りがなんというかサッポロポテトBBQ味を思い起こさせて素晴らしいのです。「サッポロポテト味になって素晴らしいグラノーラ」という表現が誰も惹き付けないのは承知だけど、書く。真実だから。
最近の新ルールはすべてを混ぜたあと、数時間おくこと。粉やナッツが液体としっかりなじむのが大事な気がする。
とにかく水分を抜くために、夜の7〜8時あたりに焼いて、そのまま朝5時まで放置、がよいみたい。以前放置の時間を3,4時間にしたらいまいちクランチーでなかった。
友達に頼まれて1.5倍で焼いたら、いちおう焼き時間も調整したのにも関わらず、うまく加減できなかった。この量と時間、でどんぴしゃらしい。
湿気たら110℃のオーブンで20分で復活。これを毎朝ヨーグルトにかけて、ジャムと食べるのです。焼いた翌日はオーブンに入ったままのものにスプーンをつっこんですくう。このときの香ばしさはたまらないものがある。
↓過去記事あった。写真も生きてた。だいたい同じだけど焼き時間などが変わってた。
こなログ ツナマリネとトマトのトースト
この黒い皿からパンがはみだしそうになっているということは、よく膨らんだパンということの証。