独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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生春巻きを巻くのに疲れて

生春巻き、自分には難しすぎる

 料理における課題はいろいろあるけれど、私にとって生春巻きはその筆頭である。まあ、なにしろきれいに巻けない。数こなさなきゃいけないのかも、と連日巻いたりしていたが、ちっとも要領をつかめず、毎回びっくりするほどの代物ができあがる。食べられるからいいけど、この先もうまくなる気がしない。

 巻いてる途中で、”あともう一回巻かなければいけないけどそうすると具がはみ出る、ここ巻かずにおけばそれなりにきれいな形になる、もちろんそれは生春巻きではないのだが…”ということが何度となくあり、そこから、”ていうかもう巻かなくてもいいんじゃないの?”と。具がはさんであれば、そしてそれがはみ出なければいいのではないか。

 で、とりあえずやってみた。

油をしいたフライパンに直接盛り付け、火をつける

 最近、生春巻きを焼くのに凝ってたので、これも焼く。この日の具は正当な生春巻きから遠く離れて、ひじき煮。鶏ひき肉、にんじん、えのき、モロヘイヤ、ひじきを炒めて鎌田のだし醤油で煮る。オオゼキに鶏ひき肉がなかったのだが、この日はどうしても白身肉が食べたかったので胸肉を買ってきてクイジナートでひき肉にする(めんどくさ…もう暑くてこんな作業がとてつもなく面倒)。そのときついでににんじんとえのきも一緒に挽いたら、なんだか一体化した味でおいしくなった。ここにさらに、前日作ったモロヘイヤのたたき(レンジで蒸して叩く。これは絞らない)を加えたら、とろりとした食感が加わってますますおいしい。ほんのちょっと梅干しも入れた。おおお…。おいしい。これはすごくありだ。栄養バランスもめちゃめちゃいいのでは? モロヘイヤのある季節に限られるけど、今後のひじきはこれにしよう。

二枚目の生春巻きを水にくぐらせ、のせる

 軽く二枚目をおさえると、あとは勝手にはじっこはくっついてくれる。便利。皮がいい感じにぱりっとするまで焼き、ひっくり返す。油が適量ひかれていればするっとヘラが入る。

できた! ひじき煮にしっかり味はついているけど、
お好みで酢醤油で食べてもよし

 できるだけ具ははじに近いところまであったほうがおいしい。はみ出るのが怖くて余白をたくさんとってしまったが、今回のようなわりと密着系、粘着系の具ならがんがんのせていいと思う。もやしや棒状に切った生野菜なんかだと、ぱらぱらしてやや扱いにくいかも。でも基本的にはじっこは勝手にくっついてくれます。

 箸で切れにくそう? そう、切れにくい。なので、事前にピザカッターで切るとかの対処法がある。気にせず食べる法もある。

 で、味は? おいしいです! 生春巻きではないけれど!