独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

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こなログ きゅうりとバジルサンド

9月2日

20℃

秋が来た!

きゅうりとバジルサンド

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人に見せるような写真ではないのだが…

 きゅうりの薄切りを塩揉みして、カルピスバターを塗ったパンにぎゅっとはさんで食べる。バジルも入れた。不思議な味だった…。たまに食べたくなる味。

 

 この前の日から気温が急に下がって秋になった。そしたら数ヶ月の不眠が解消してぐっすり眠れた。万歳! まさに両手を挙げて喜びたい出来事である。ホットフラッシュも1/3くらいに縮小した。あー、長かった。つらかった。本当に変てこな夏だった。この後、どんどん涼しくなってどんどん熟睡できるようになるのだが、本当に気温ひとつで私は簡単に破壊されてしまうのだ、とつくづく。これも老化現象のひとつなのだろう。

 

早稲田松竹へ映画鑑賞に

 というわけで、高田馬場まで映画を観に行く。雨だけど、観に行く。

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おもしろい映画が二本立てで1300円

 ここはいつもお世話になっている。見逃したロードショーや、隠れた名作、古典などを二本立てでやっている。そのセレクトが私好みで、年に数回、毎週のように通う時期というのがやってうる。昔は都内の劇場、どこでも駆けつけたが、すっかり偏屈になった今、おでかけというと日比谷・丸の内限定になってしまった。だがここだけは通ってしまうのである。相性がいいというか、ここで観た映画はほとんどはずさないから成功体験のせいで、高田馬場早稲田松竹=いい気分、という刷り込みがされているのである。

 観たのは『水を抱く女』と『東ベルリンから来た女』の2本。どちらもドイツのクリスティアン・ペッツォルト監督。初めて知る人です。伝説っぽい恋愛ものと、政治がらみのミステリー風ドラマ、と全然違うお話だった。おもしろかった。

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1本め

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2本め

 

こなログ カレープレート

9月1日

33℃

セーグル&全粒粉カンパーニュ

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なーんかきれいなクープだなあ。ほれぼれしてしまう

 元気になったホップ酵母で作る元気なパン! きれいに膨らんできれいに割れた! 久々なので感動する。

セーグル130を35g、石臼挽きキタノカオリ全粒粉25g、スローブレッドクラシック70g、キタノカオリ120g。

 8時に仕込み、4時には膨らんでいた。

 しかし後日、底がふくらみ足りないことに気づく。二次80分で設定したのに、英語レッスンとかぶって10分程度短縮したからだろう。二次の手抜きは露骨に出来上がりに現れる。

 

カレープレート

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カレー、チーズ、ピクルスとともに焼きたてパンを

 ピーマン、ブロッコリー、モロヘイヤ。緑の栄養野菜を飴色たまねぎにぶち込んで、鶏もも肉も入れてスパイスカレー。スパイスの風味は飛ぶのにうまみは翌日のほうがあるんだよねえ。ジレンマ。

こなログ キャベツグラタンとソーセージプレート

8月29日

くもり

33℃

 

キャベツグラタンとソーセージプレート

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キャベツとソーセージの黄金味

 キャベツソテーに粉振って牛乳加えて練り、ホワイトソースになった。同じフライパンの傍でソーセージを焼くと、肉のうまみがキャベツにもうつる。で、焼いたパンと食べる。うまい。

 

 

こなログ のりピザトースト

8月28日

晴れ

35℃

のりピザトースト

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久々にたべるお気に入りトースト

明宝レディースのトマトケチャップ、のり、チーズ、パンの一体感が最高。

運動

夕方、ランニング

Nas

 

映画

さよなら、僕のマンハッタン』(2017)

BC(Before Covid)のマンハッタンが堪能できる。筋はかなり既視感があるが…。ジェフ・ブリッジスがいつのまにか完全におじいちゃんに! 鬱っぽいお母さん役をシンシア・ニクソンが演じててとてもよかった。

 

こなログ 茶豆としらすのオープンサンド

8月27日

晴れ

35℃

 

茶豆としらすのオープンサンド

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チーズはあえて焼かず。しかし食べにくい…

ライ麦と全粒粉のカンパーニュ

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なかなかのふくらみじゃないか?

 新生ホップ酵母がむちゃくちゃ元気でうれしい。季節による発酵時間の違いを探るため、いちいち何時に発酵したか記録していたのだが、とても面倒くさくなったため、もう書かない。だいたい把握したし。ざっくり書くと、こんかいの酵母はめちゃくちゃ元気だったので、夜の8時に仕込んでも朝の4時にはぱんぱんに膨らんでいた。 

 

配合は

セーグル130(ライ麦)    35g

キタノカオリ石臼挽き全粒粉    25g

スローブレッドクラシック     70g

キタノカオリ           20g

 

梅干しほした

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灼熱の日々が3日続くはずだったのに…

梅干しほした。今年は赤紫蘇を自分で育てて使おうと意気込んでいたのだが、大失敗だった。理由は、青紫蘇も一緒に植えたから…。どんどん紫蘇が赤くなっていくので?とおもってぐぐったら、青紫蘇と赤紫蘇は混植してはいけないのだそうだ! 赤紫蘇が青くなっちゃうから! あーあ、とがっくりきてほっておいたらどんどん枯れてきた。で、あわてて無農薬もみ紫蘇を通販で買った。8月後半にあわてて漬け込み、ようやく干すにいたったけれど、予定していた晴れが続かない。どうしよう…。

 

『加害者は変われるか?』 ちくま文庫 信田さよ子

共依存・からめとる愛』 朝日新聞出版 信田さよ子 

 

 ホットフラッシュと不眠の解決のため、週1回だったプラセンタ注射を2回にしてみる。寝付き悪い、何度も起きる、のおかげでベッドに入ってから起きて数時間後まで、とてつもない不安感に襲われ続けてつらい。HRTでホットフラッシュも不安感も消えるらしいのだが、もうすこしふんばってプラセンタでがんばってみることに。2、3週みて効かなかったらやめればいいでしょう、と先生。効きますように。

 

こなログ フライ・パン サルサソース添え

8月26日

晴れ

37℃

フライ・パン、サルサソース添え

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最近はまってるサルサソースをかける

 パンとブロッコリー、エリンギをソテーし、チーズをかけ、真ん中に卵を落として蒸し焼き。最後にサルサソースをかける。新しい味。

 

ドラマ

『フィジカル』(2020)Apple TV +

www.youtube.com

 今週から観ているのがこれ。ローズ・バーン(かわいい!)主演。80年代、エアロビでサクセスした主婦の話。…という粗筋だけで「うおー、おもしろそう!」と胸躍るのはやはり80年代に十代だった人間だからなのだろう。子供だったので、エアロビは「大人がするもの」という感じだったが、あの安い電子音とちゃらいダンスビート、レオタードにあけっぴろげな振り付け、もうすべてが懐かしい。音楽ももちろん強烈な懐メロで、ローラ・ブラニガン「グロリア」、シルヴェスター「Do you wanna Funk」、パット・ベネター「We belong」等々、いやー、懐かしい。すっかり忘れてた曲ばっかりで、なおいっそうときめくなあ。「懐かしい」という感情は癒しになる、とどこかで読んだのだけど、そうかもしれない。

 

 で、ストーリーなのだが、主人公のシーラはろくでもない夫とつまらない日常で欲求不満で爆発寸前、摂食障害の主婦。大量に買ったマクドナルドをモーテルの一室で裸になって(なぜ?)ばか食いし、直後にげえげえ吐いて帰る、という恐ろしい日々を送っている。

 夫だけでなくすべての他人に笑顔を向けて善人スタイルでがんばっていて、こういうところがまさにローズ・バーンはまり役なのだが、心のなかでは毒を吐き続けてその内外のセリフの対比が見どころである。おもしろいのがこの毒が他人だけでなく自分にも吐かれるということ。「…なんてね、ばっかじゃないの、このデブデブデブが!」などと自分で自分をずたぼろに裁き続けている。笑顔で他人に応対しつつ内心毒づく、というのは昔からある定番スタイルだけれど、自分をも罵るのは非常に新鮮だ。そう、自分が嫌いだから他人も嫌いなのよね、という基本を思い出す。

 そうやってシーラが刻一刻と周囲や自分に追い詰められていくさまが、ぐるぐるまわるカメラワークやハイスピード演出で描かれて、ものすごい心拍数があがる。これはおもしろいなあ。寝る前には、とくに睡眠障害もちの更年期主婦には全く向いてないが、もう遅い。観ないでは寝られないです。そう、だから昨日も寝れなかった。

運動

夕方、ランニング

BGM:Nas 懐メロシリーズが続いていて、最近はNasばっかり聴いている。DJプレミアのシャープかつ美しいトラックがもう、たまらない。聴いても聴いても聴いても飽きない。「NewYork State of Mind」「Nas is coming」「Made you look」「The world is yours」「If I Ruled the World(Imagine that)」etc. 2021年でも色褪せてない。

Apple TV プラスの『サウンドを語るwith マーク・ロンソン』エピソード2「サンプリング」には、「この曲のこんなところからサンプリングしてあのトラックが‼︎」とプレミア自身が教えてくれる衝撃のシーンあり。これには度肝抜かれた。この番組もすごくおもしろいのでおすすめです。

tv.apple.com

 しかも、Nasは新作も良いのであった。『King's Desease Ⅱ』。EPMDエミネム、ローリンとの再コラボなど、次々と名曲が流れてきて、すごい聴きごたえである。

こなログ しらすトースト

8月25日

晴れ

34℃

 

しらすトースト

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ピーマンもたっぷりのせた

 久しぶりだなあ、ホップ酵母パンのトースト。具はいつもと変わり映えせず、申し訳ないのだが。オオゼキで魚特売日に買った激安しらす(100g149円)をたっぷりのせた。いつもと同じでおいしい。変わり映えしないけど、ありがたいなあ。

 

メイヤーレモンが成ってる!

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大玉キャンディくらいの大きさか?

 今年買ったメイヤーレモンの苗。実が成るのは当分さきだろう、数年後?と思っていたら、なんと成っている! いや、花が落ちたときから、小さな小さな米粒大の実があるのは知っていたが、信じてなかった。こんなにすぐ実が成るはずない。どうせ途中で消えてしまうのだ、と言い聞かせていたのだが、事実、もうひとつの実はいつのまにか消えてしまったのだが、この人は踏ん張っていた。数度の暴風も大雨も見事乗り越えて、いま7歳くらい? めちゃくちゃかわいい。

 

ドラマ

『ザ・モーニングショー』(2019) Apple TV+

www.youtube.com

(↑シーズン2の予告です。すみません)


 Mac miniを買ったので1年間Apple TV+が無料である。それで最近よく観ている。ドラマもドキュメンタリーも、後発なだけに中身充実させていて、なかなか見応えがある。どれもはずさない。財力あると違うなあ〜。

 で、まずどのドラマから観る?と夫と話し合い、とにかく話題だよ、と言うのでこれにした。8月中旬くらいから毎晩観た。

 むちゃくちゃおもしろいじゃないか…。シーズン1の最終回だけ、ちょっと予想がついてしまったのでがっくりきたが、それでも昼に昨夜のエピソードについて話し合い、夜を楽しみに待つ(毎晩8時がドラマタイム)という習慣ができた。

 ジェニファー・アニストンリース・ウィザースプーンという、トウがたった、しかし魅力的な大物女優+スティーブ・カレルという豪華なメンツ。朝のワイドショーを舞台にした業界暴露話的スキャンダラスなあらすじ。いやでもハードル上げざるを得ないのだが、いやだからこそ、あまり期待しすぎないようにしていたのだが、そこらの葛藤を軽くクリアしてくれた。おもしろい〜。

 フラストレーションのためてぎすぎすしがちなマスメディア業界でサバイバルする、そこに思いっきりジェンダー問題も絡めて、今観るしかない、というドラマなのだが、個人的には、その3人のストレスフルな主役たちをはじめ、登場人物たちが毎回見事に怒鳴りちらしている、それが最大の見物である。みんな自分の言いたいことをときに正義感たっぷりに、ときにただ利己的にシャウトする。それがおもしろい。

 日本のビジネス社会で、これだけぎゃあぎゃあと怒鳴る人は少数派だと思うのだが、アメリカでは普通なのか? みんないいなー言いたいこと言って。自分の言ってることがどれだけ客観的に正しいのか?ってところすっ飛ばしてるところが本当に清々しいぜ。

 ジュリア・ロバーツが『ベストフレンズ・ウェディング』や『エリン・ブロコビッチ』などでシャウトしているのを観た20年以上前に、「ああ、この人は怒鳴ってると最高に美しいんだ」と深く納得したことを思い出した。「怒鳴りちらしてナンボなのだ」と。そこから俳優はどれだけ気持ちよく、かっこよく怒鳴れるかが大事、などと思うようにもなるのだけど、この場合の「怒鳴る」は日本でいう「啖呵を切る」のとはちょっと違う。「啖呵を切る」姿がかっこいいのは当たり前で、そうじゃなくて自分勝手でめちゃくちゃな、自分の未熟さをさらすだけのほとんど「逆ギレ」シーンを、どんだけ魅力的に見せられるか、そこが大事なのだ。

 …などと考え、悦に入りながら観ていて、「あーこの人、好きなんだよなー」とキャストのひとりについて言っていたら、夫に「おまえの好き嫌いなんてどーでもいいんだよ!」と叫ばれて驚いた。彼が心からきついジョークのつもりで言ってるのはわかってたけど、ほんとだなあ、と思って深く傷ついた。ほんと、この膨大なブログに書いてあること、全部どーでもいいのだ。その事実とともに、どうやって愉快に生きていくか、が問題なのだ。そしてあくまでジョークのつもりで言ったんだろうけど、夫も本音では、いつもあれがいいこれがいい、と偉そうに講釈たれてる姿も鼻についてたんだろうなとも思う。さて、今後私はどうしたらいいのか?