今週から観ているのがこれ。ローズ・バーン(かわいい!)主演。80年代、エアロビでサクセスした主婦の話。…という粗筋だけで「うおー、おもしろそう!」と胸躍るのはやはり80年代に十代だった人間だからなのだろう。子供だったので、エアロビは「大人がするもの」という感じだったが、あの安い電子音とちゃらいダンスビート、レオタードにあけっぴろげな振り付け、もうすべてが懐かしい。音楽ももちろん強烈な懐メロで、ローラ・ブラニガン「グロリア」、シルヴェスター「Do you wanna Funk」、パット・ベネター「We belong」等々、いやー、懐かしい。すっかり忘れてた曲ばっかりで、なおいっそうときめくなあ。「懐かしい」という感情は癒しになる、とどこかで読んだのだけど、そうかもしれない。
BGM:Nas 懐メロシリーズが続いていて、最近はNasばっかり聴いている。DJプレミアのシャープかつ美しいトラックがもう、たまらない。聴いても聴いても聴いても飽きない。「NewYork State of Mind」「Nas is coming」「Made you look」「The world is yours」「If I Ruled the World(Imagine that)」etc. 2021年でも色褪せてない。
Apple TV プラスの『サウンドを語るwith マーク・ロンソン』エピソード2「サンプリング」には、「この曲のこんなところからサンプリングしてあのトラックが‼︎」とプレミア自身が教えてくれる衝撃のシーンあり。これには度肝抜かれた。この番組もすごくおもしろいのでおすすめです。