1月6日
くもり
6℃
寒い!
サーディントマトトースト
オイルサーディンに梅をあえたものに、チーズ、トマトマリネを載せて焼く。酸っぱすぎるかと心配したけれど、大丈夫だった。
ドラマ
『進撃の巨人』(2013) シーズン1
『クィーンズ・ギャンビット』シーズン1(2020)
話題のドラマにのってみる。この日は2回め。チェスの話ではあるけれど、ビルドゥングスロマンであることがわかり、速攻はまる。孤児院・いじめ・わずかな味方・輝く才能…。必要な要素はすべて揃っており、さらに薬物中毒・郊外主婦の絶望まで盛り込んでいて、これはおもしろいなあ。主人公のベスが、子役・大人役ともに迫力あって目が離せない。
映画
『40歳の解釈〜ラダの場合〜』
https://www.netflix.com/jp/title/80231356
『Girls 』『フリーバッグ』と同様、主演・監督を同一女性がつとめる「本音満載女の生き方コメディ」。40歳目前なのに舞台脚本家としてちっとも芽が出ないラダが、ふと「40歳の女の実情」をラップしてみたら…というあらすじも概要はいまの流行りだけれど、なかみというかディティールがおもしろい。モノクロの映像、めちゃくちゃ粋な選曲(ATCQがまずがつんと流れる見事なつかみ!)、プライベートビデオのようなカメラ、楽天的で善良な人物たち。全体に流れるムードが、いわゆるハリウッドのハッピーコメディとは全然違ってなんか新鮮なのだ。他2作と違って、主人公たちのモラルは崩壊していない。崩壊どころか、ときどき「えっ?」という驚くほど素敵なリアクションをする。聖人が出てくるわけではない、あくまでリアルに描いているのだけど、ふとした行動がなんか心洗われる。「あー、この人はこんな人なのねえ」としみじみ納得してしまうような。「いるなあ、たまに。こういう人」。
現代ニューヨークのおとぎ噺である。決して「ステレオタイプでご都合主義」作品ではない。その違いはどこから出てくるのか? 要するに製作者の人柄なのか? よくわからないけど、観たあといい気分になれる正月明け&不穏な世の中にはうってつけの作品。