独楽ログ〜こまログ〜

50代、女性、日本人、がひとりで毎日楽しくすごす方法を検証、実践、そして記録。

MENU

こなログ チーズトーストとたぶんツナのトマト煮

12月22日(木)

11℃

 

チーズトーストとたぶんツナのトマト煮

このチーズトーストの横の物体は?

二週間たってるからなんなのか忘れてしまった

 毎日クッキー焼いてて腕が筋肉痛。

12月23日(金)

晴れ

8℃

さむ…

 

たぶん、ツナと野菜のトマト煮の上にチーズを載せて焼いている

 頼まれたクッキー作り最終日。この1週間、馬車馬のように働いた。発送したら有楽町でお茶を飲もうと思ったが、そんな気力もなく、家で映画を観た。

 

映画

『ザ・ウェイバック』(2020)AmazonPrime

 昔、バスケのスター。今はアル中。どん底の日々を送る彼に落ちぶれた高校バスケチームのコーチ職が持ち込まれ…という筋、あまりに既視感ありすぎる、と思ったが、観てみた。わかりやすい希望の話で元気を出すのもいいのでは、と。

www.youtube.com

 

 が、筋はそのとおりで、コーチをしながら立ち直っていく、という話もそのままなのだが、妙にリアルで全然おとぎ話じゃなかった…。ほんともう、おとぎ話じゃ誰も納得しないってことなのか。落ちぶれ方もリアルすぎてげんなりするし、いい話ばかり続かないし。ていうか、結末とか、「え? こうなっちゃうの?」と驚いてしまったし…。うーん、つらいかも、と思いつつ、最後絶妙に光を見せてくれるあたりが素晴らしくて、現実の厳しさを思い出させる映画でありつつも、でもよかった。ほんと、微妙なさじ加減で後味をよくしてくれた。あとで調べたら、自身もアル中だったベン・アフレックは、この役を演じながらリハビリしてったんだそうな。なるほど…なんか落ちぶれ方に凄みあったもんな…。

 

こなログ 千代田金属ミニマフィン型のガレットブルトンヌほか

12月21日(水)

曇り

10℃

 

ガレットブルトンヌ挑戦

山盛りにすると超かわいいミニマフィン型のブルトン

 掃除も終わって、さあクリスマスと年末のご飯を考えるか、と思っていたら知り合いにクッキーを頼まれて大量に焼くことになった。最近とんと暇だった翻訳業まで入ってきた。忙しいときって、本当に集中する。これは確かにある現象である。

 慌てて材料を発注し、スケジュールを組み、ふうふう言いながら次々とタスクをこなしていると、こうやって生きていればなにも考えなくて充実して年をとれるなあ、としみじみ思う。

 

千代田金属ミニマフィン型が突然目覚める

もともとはミニマフィン型。マフィンというものを

あまり欲しないので、全然使ってなかった

 で、いつものクッキーに新作入れたいなー、初めて作るんだから最初は失敗することも計算に入れつつ、ガレットブルトンヌが作りたくなる。このお菓子の最大の特徴は、バターが粉と同量で多すぎて柔らかすぎるため、型にはめて焼かないと円形が保てないということだ。持ってるタルト型は直径7cmで大きすぎるし、しっかりしたアルミ製の使い捨て型(マドレーヌなんかに使われるような)にするか、そうすると底から余分な脂が流れなくて嫌だという意見があり、いやこのバターが流れなくて型のなかでじりじり焼かれてかりかりするのがいいのだ、という意見もあり、どうしようとかなり悩む。

 結局、パイナップルケーキ用のスクエア(ガレット=円形なのに!)なら10個あるのでそれと、全然使ってなくて売ろうかなとすら思っていた千代田金属ミニマフィン型の両方で作ってみることにする。しかしここからさらに問題がある。この型に入れるために型でくり抜く必要があるのだが、「型よりほんの少し小さいものでくり抜かないと、型にぎちぎちすぎて入れられない」という問題が起きるらしいのである。なんと。だから例えば6cmの型で作るときは5.5cmの型でくり抜かないといけない。うえー。そんな細かいサイズのくり抜き型、かっぱ橋とか行かないとないのでは? が、家中探しまくったら、花形クッキー抜き型を逆にして使うと千代田型の一回り小さいやつが抜ける、と発見。解決。スクエア型のくり抜き型は次作してみた。

 レシピも混乱した。アーモンドパウダーを入れてる人が何人かいて、どういうこと? 粉のいくらかをアーモンドパウダーに変えりゃあそりゃ風味はよくなるさ、という理屈からなのだろうが、いやしかしオー・ヴォン・ビュータンもアテスウェイも入れてから、たぶん本当は入れないはず、よし、巨匠を信じて、ということで入れないレシピでいくことにする。

 実際型抜き(本当は半日寝かすべきなのに数時間で抜いてしまって後悔)まで行ってみたら、次作のスクエア型はヤワすぎて抜けないので結局すべてミニマフィン型でいくことに。型は1台=12個ぶんしかないので何回かにわけて焼かなければならない。

 で、焼いてみたらなんかすごく可愛いので驚いた! さすが千代田型…。ここのスクエア型でプチパンやパウンドケーキを焼くとものすごくかわいく仕上がるのだが、これもそうだった。なにがどう、なぜかわいいのかうまく説明できないのだが、ここの型は仕上がりに感動することが多い。このミニマフィン型もそうだったのだ。ようやく気づく。

 で、もう一台買いたい、と思って探したら、まず確か7千円台で買ったはずなのだがいつのまにか9千いくらかに値上げされていて、そして品切れであった。千代田型は簡単に手に入らないのである。

 あ、肝心の味ですが、おいしかったです。ものすごく。アーモンドパウダーは、たぶん、いらないけど。一度は両方作って比べないといけないかもしれない。

 

トマトチーズトースト

 朝ごはんはこれ。

こなログ セーグルカンパーニュ、ハムエッグプレート、

12月18日(日)

晴れ

11℃

 

セーグルカンパーニュ

ちょっと変な形だが、ヨシ!

 かなりいい感じに焼けたー。冬、最高。

12月19日(月)

晴れ

11℃

 だんだんクリスマス年末が迫ってくる。焦る。

ハムエッグプレート

天気よすぎてもやってる…

12月20日(火)

晴れ

11℃

 

野菜ハムトースト

毎日こんなにいいお天気。最高

 トマトに火が入ってとろとろ。

カロン挑戦中

まあまあピエが立ったよ

 今年のやり残しを、と冷蔵庫掃除しつつ失敗続きのマカロンに再挑戦。だいぶ時間があいたので前回の反省をほとんど忘れてしまった…。立て続けに何度も同じものを作るってのが上達の秘訣だとわかってるのだが、「そんなにマカロン食べられない」という理由で作らない…。でも立て続けに作ると材料の軽量とか段取りが完全に身体が覚えるので、成功しやすいんだよね。レシピをいちいち確認したり、とかのもたつく動作がなくなる。まあ、でもしない私はこうしてたまーに挑戦しては、ああ、そうだあれやっちゃいけなかったっけ…などと後悔しつつ三歩進んで二歩さがる。今回はやや焼きすぎた。

こなログ カレープレート

12月16日(金)

晴れ

14℃

 

カレープレート

このパン、過発酵だったそういえば。妙に大きい

 前日の昼のキーマカレーの残り。一期一会のカレー、これすごくおいしかったのだが、どうしてだっけ? 残り物のクリームチーズメープルシロップを入れたからだっけ? 思い出せない…。

 

 12月第二週までにしておかなければいけないこと、それは冷蔵庫の掃除。クリスマスと年末の料理が来る前に。もちろん一度にやる根性はないので毎日少しずつ。最初は「今日は冷蔵室の右ポケットだけ」とか考えてたのだけど、さすがに体力と時間に余裕があったのですべてのドアポケットと真空チルド室、卵ケース、そのまま下段まで突き進む。以前は諦めていた奥の奥に入り込んで手が届かない場所も、どうにか解体して掃除する。なんだ、やれば届くじゃないか…。

 もちろん、奥に仕舞い込んだ使い忘れたナニカが出てきたりするので、処分したり慌てて食べたりする。あー、冷蔵庫の掃除って大事。毎週してます、とかいう人がいて、そうなのか、毎週か!と思ってすぐに挫折したのだが、ほんとは毎週とはいわずとももっとまめにやるべきではある…。

 

丸の内カフェ 会

冷凍いちごが意外にもめちゃ大事な、宇治抹茶あんみつ

 午後はプラセンタをうちに新橋、そこから歩いて東京駅、といういつもの散歩コース。丸の内・銀座の二大居心地良カフェ(もうひとつはロイホ銀座店)のひとつ、KITTEにあるカフェ会。立地と空間のわりに価格はまったく高価でないので、当然味は普通なのだが、このあんみつは優秀である。あんこと抹茶ソフトの甘甘ななかに冷凍ストロベリーダイスの酸味が重なると、おお! というハーモニーが生まれる。原理は杏あんみつとと一緒か。やはりあんこと酸味のあるフルーツ、そして脂肪分(この場合ソフト)の組み合わせは最高なのだ。しかも色がきれい。

こなログ クラムチャウダーと餃子の進歩と発見

12月15日(木)

晴れ

13℃

 

クラムチャウダー

昨日と同じ。スープたくさん飲む

発酵餃子、そして発見

焼き目をうつすためにひっくり返すと…

だんだん上手くなってきた。ようやく…

 皮から作る餃子。種を前日に仕込み、朝イチで生地を仕込んで寝かす、というなかなか下準備が大変な作業。それから生地作って包んで焼く…一大事業だ。しかしいつのにか、以前のように夫にヘルプを求めず、さくさくと昼ごはんまでに作れるようになっている。進歩だ。まずパンと同じノリで水分多目生地生地を仕込むのをやめ、おかげでできた生地同士がくっつく悲劇も起きない。形も、下手くそなので「丸く作る気」はもともとなく、いつもひどい有様だったが、だんだんきれいにできるようになってきた。テレビで見た中国の名人の動きなどを思い出して綿棒と手を動かしたら、なるほど丸くなる…。しかし最初から「丸く作るぞ!」とか意気込まないから、多少うまくなっただけでものすごくいいことがあった気がしてお得である。

 

うまくならなくていい、と思うとうまくなる

 発達障害の問題に取り組む人がTwitterで「発達障害の人はなにか目指したり鍛錬しちゃだめ。うまくいかなくてへこむから。なにも目指さず淡々と過ごしてると、昔欲しくてしょうがなかったものがふいに手に入ったりする。そういう毎日を過ごそう」と言っていて、なるほどですね、だった。

 私もなにも目指さなくなるとうまくできてた。ということがすごく多いからだ。昔、製パンについてもブログでそういうこと書いてた気がする。今日食べるパンを焼く、なにか気づいたら試してみるかーというだけでやってたらいつのまにか結構うまくなってた。あるとき友人にあげたら「えっ、これ作ったの?」と驚かれて、あ、そうか、けっこうこれはすごい出来なのかとこっちも驚いた。

 いったん欲望を捨てる、のが大事。

 年初の誓いとかもたてちゃだめ、だって。どうせ挫折して傷つくから。毎日無事過ごそう、くらいでいい、それで過ごせたらほめてあげればいい、って。

 

餃子の実験と発見

 で、餃子に戻るのだが、今回はなんと、生地にホップ酵母を入れてみた。知る限り餃子を発酵生地で作るって聞いたことないので、みんなやるはずなのに広まってないってことはたいしていいことないんだろうな、とは思っていたが…。

 まあ結論から言うと、たいした違いはなかった。酵母をマフィンなどのお菓子生地に入れると明らかに「あっ、パンっぽい」というふくらみ、食感なのだが、この餃子に関しては多少生地がふかっとする程度で、味にはほとんど差がない。もっと温度あげてふくらませて作れば違うのだろうが、酵母入れたけど極力発酵させないように、という不思議なやり方をしてせいかも。ピザみたいになりすぎても困るなあ、と思っていたのだ。まあ、次回はもうしない。と思う。

「焼けた、写真撮ろう」ということで、焼き目を見せるように餃子をひっくり返すと、ここで事件が起きる。あまりにもフライパンが熱々すぎて、火から降ろしても接地した面が焼けてしまうのだ。餃子の底以外の皮がどんどん焼けていく。そうすると明らかに違う味になる。手作り餃子は皮が厚いのがよくて、そしてそれは底だけがかりかり、上・側面は蒸した状態でふんわり、このダブルの食感を味わえるのが魅力なのであって、あっちもこっちも硬い、かりかり、だと違うんだよな…。

 などという発見を話し合いながら食べ進む。餃子に大根おろし、というポピュラーになってもおかしくないけど誰もやってない組み合わせもやってみる。夫の胃腸が心配なので大根おろし、なるべく出すようにしているのだ。

 これも全然期待してなかったが、おいしかった。すごく。毎回おろしてもいいなと思うほど。

 料理はどれだけしても常に修行で常に発見がある。楽しい。まあそれらの喜びもすべて「おなかがすく」という健康体があってこそなのだが。つらいことがあるとすぐに食欲がなくなるので、おなかがすくことのありがたみを知ってるつもり。(と言いつつ、ダイエットも諦めてないので、空腹を恨むこともあるが)。

こなログ クラムチャウダー

12月13日(火)

雨のち曇り

13℃

 

クラムチャウダープレート

 クラムチャウダー、かなり好きだけどたまにしか作らない。砂抜きとかホワイトソースとか下準備が多すぎて、朝突発的につくろ、というわけには行かない。で、ようやく作った。きのことかぼちゃもたっぷり入れて。たまたまった手羽元でとったスープで作った豪華版なのだが、おいしいかったけど、やっぱりベーコンは必要なのか? それでもベーコン、いるのかな? とふと思ってしまう味でもあった。贅沢なスープだ。チーズとピクルスも添える。

セーグルカンパーニュ

うん、よう焼けた!

 最近、いいパンしか焼けない。冬っていいな。冬は鬱になる、冬は運気下がる…等、いろいろ言われるけど、私にとっては元気の季節。なにしろよく眠れる。氷のような寝室で、布団乾燥機で布団の内部だけほかほかにして、できるだけ薄着(軽くしたい)でぬくぬくと寝るのは最高だ。布団に入る瞬間が「うわー、あったかい…」と最高に幸せである。夏はこうはいかない。安心感の全くない薄いタオルケット。クーラーかけないと暑くてうなされる。かけると翌朝、どんよりと疲れている。本当に逃げ場がない。人によるのだろうが、私は冬にはあまり鬱にもならない。12月1月と一番元気でやる気に満ちていて、2月、花粉が飛んできてそれが終わりになり、そのままどんどん気温と湿度があがって…と具合が悪くなっていく。

 なので今がいちばんいい。寒いのはつらいけど対処法があるからね。デパートや映画館の暖房が不快なのはつらいが、家ならオイルヒーターで乗り切れる。オイルヒーターの、あの全く乾燥しない優しい暖かさは何年使っても毎年感動する。電気代だけが玉に瑕なのだが、気がついたらデロンギからオイルレスヒーターなるものが出ていた。約7万円。アプリがめちゃくちゃ使いにくい…等、ネガティブな意見が多いのでためらっているが、価格と機能がこなれてきたら飛びついて買いたい。が、電気代は安くなるけどそのために7万かそこらの暖房買うってのはどうなのか…。世の中は簡単に答えのでない問題が多すぎる。

こなログ 丸パンとチーズ

12月12日(月)

晴れ

15℃

 

丸パンとチーズ

失敗バンズをチーズで食べる。だけ

 土曜はハンバーガーだし日曜は外食したし、でそろそろ粗食をはさまないとなー。朝も最小の労力で、ふるさと納税の返礼品、北海道・標茶町のウォッシュチーズをちぎって食べる。おいしい。

 ふるさと納税って、なんなの? 最悪じゃない? と眉をひそめつつ、チーズや肉をもらう私…。なんなの? でも返礼品とともにその牧場や町、村の詳しい案内(移住のすすめとか)がもらえて、「どこにあるんだろう」などと調べて興味を持つのは悪いことではない。と思う。というか、楽しい。

 

アル・ムローン再び

 幡ヶ谷・六号坂商店街にあるトリエステ地方料理のアル・ムローンへ。散歩もかねて片道25分。

ポルチーニのリゾット

メインは牛肉のタリアータ。
ルッコラ、パルメザン、バルサミコそして肉のハーモニーが大好き

 相変わらず赤くてかわいい店である。そしておいしい。そしてすべてをひとりで取り仕切るシェフが有能すぎる。元バリスタだというのに前回コーヒーもデザートも食べなかったのがあまりにも心残りだったので、今回、雪辱を果たす。

クグロフ、みたいな名前だった。バニラアイス添え

リコッタチーズの…なんだっけな。タルトという名前ではなかった

 あれっ、それなのにコーヒーの写真がない…。なにをしているのだ。おいしかったです。デザートはレストランならではの”生地を食べる”的な素朴なお菓子。うまかった。