10月14日
薄曇り
22℃
パンを焼く。
配合
グリストミル 50g
スローブレッドクラシック 90g
キタノカオリ 110g
ホップ酵母 37g
エビアン 153g
塩 5g
高たんぱくのグリストミルとキタノカオリを組み合わせ、ライ麦や全粒粉を入れないとすごい弾力になる。扱いやすいけど、クープもなくなるくらいぱつんぱつんに膨らむ。
そして今日は成形に失敗したのか(自覚がない)、ふくれすぎ、かつ不格好。
焼き立ての日は、焼かずに食べることが多い。焼かないので、皿も木皿にする必要もない。さらに今日は、1kgのチーズを開けた素晴らしい日でもある。
つまり、開けてから小分けにして冷凍するので、いつもいつも開けたてが食べられるわけではないということ。開けたてはものすごく風味がよい。冷凍してでも、他の小サイズで売っているチーズよりおいしいからこれを買っているのだが、やはり冷凍すると風味は落ちるのは明らか。なので、たまにある「チーズ開封日」は特別なのだ。
開けたてはパンと同じで、焼かずにそのまま食べる。他のシュレッドチーズは生では焼き専用みたいなことが買いてあるけれど、これは生もおすすめと書いてある。確かに、生は生にしかない風味がある。楽天の「ハイ食材室」で買ってるやつですが、今度紹介します。
追記。これです。
いつもはただ焼き立てのパン、どかっとチーズに黒胡椒をひくだけだが、今日は夫が「ピクルスを薄く切ってほしい」というので。
読んだ本
ベス・メイシー著
ついに読了。ラストでは不覚にも涙。ただのルポルタージュを超えていた…。麻薬犯罪は、供給側が逮捕されて終わりではない、ということが、この本の分厚さを表している。依存症にされた人たちはほぼ一生、離脱症状と戦わなければならない。それにしても世界で一番繁栄している(はず)のアメリカの、とくに田舎のこの凋落ぶりはどういうことなんだろう。
ドラマ「ザ・ワイヤー」(HBO)を観たときも、その荒んだ街の風景に同じようなショックを受けたのだが。「え、こんなにひどい暮らししてるの? ここはどこ? アメリカなんだよね?」
その舞台、ボルチモアはこの40年、全米一のヘロイン供給の街であり続けた、と本書に書いてあった。
20世紀の繁栄の果ての姿がこれなんだろうか。
つまり、アメリカを目指してがんばってきて、そして今、猛烈に衰えつつある日本も、そして他の国も同じなんだろうか。
働こう、お金を稼ごう、ものを買おう、もっと買おう、誰もよりも、競争しよう、上を目指そう
というスローガンが最後、こういう形になったということ?
ローマ帝国やほかの歴史上の帝国と同じ栄枯盛衰の道を歩んでるだけだよ、ということ?
それで今自分は、「衰」のまっただなかにいる、ということか。
そしたらそれでまあ、仕方ないのだけど。
中野図書館に返却し、大島弓子「キャットニップ3」と「しいたけ占い」を借りてくる。しいたけ.さんの占いが妙に当たって怖いので、本も読んでみることにした。
観たドラマ
「MAD MEN」シーズン5 エピソード4(amazon prime)昨日と同じ。
各キャラクターの掘り下げ方が毎回すごい。ずーっと前から小さなエピソードを積み重ねて各人の「人柄」が浮き上がるようになっている。そして、いちおうシリアスドラマなんだけど、吹き出してしまうようなシーンが妙に多いところも好き。シニカルコメディ、なのかな。いや、コメディではないよなあ。
したこと
毎週、新橋のクリニックでプラセンタ注射をしているのだが、今日も行った。